職場で言ってたらヤバい!?「実は人間関係を壊しがちな言い方」3つ

同じことを伝えていても「言い方」次第で受け取られ方が大きく変わってしまうもの。よかれと思ったのに相手を不快にさせてしまう「言い方」もあれば、信頼感や好印象を与えられる「言い方」も。せっかくなら上手な「言い方」で自分も相手もハッピーに!

《仕事で…》特に気をつけたい3つのシーンでの「言い方」

仕事をするうえでのなにげない「言い方」が、相手を困らせてしまっていることも…。オフィスで円滑な人間関係を築くために気をつけたい、要注意シーンでの「言い方」をチェック!

    仕事をするうえでのなにげない「

    [初対面]
    いきなり距離を詰めずに「安心と信頼感」を意識して
    早く親しくなりたいからと急に距離を詰めてしまう人がいますが、相手に圧迫感や怖さを与えてしまいます。プライバシーに深く踏み込む質問や、聞いた側が戸惑うような唐突なぶっちゃけ話も相手を警戒させてしまいます。初対面なら相手にも踏み込まず、自己開示も控え目に。安心と信頼感を与えられるようなコミュニケーションが正解。

    仕事をするうえでのなにげない「

    [部下・後輩に]
    なにげなく言った言葉が部下にとっては「3階から豪速球」!?
    「会話のキャッチボール」というと平らな場所で行うイメージですが、上下関係のある組織での会話は高低差のある場所で行われると思って。部下との会話は、下にいる人が受け取りやすいようにボールを上から優しく投げるような配慮が必要。「3階から豪速球」のようなキツイ発言になっていないか、部下の立場を想像した発言を心がけましょう。

    仕事をするうえでのなにげない「

    [リモート]
    フラットな言い方&無表情が画面上だと強調されてまるで鉄仮面
    リモート会議で真剣になりすぎたり、緊張してしまって画面の中で静止画のようになっていませんか?無表情だと聞いているのか聞いていないのかわかりませんし、人は怒りよりも無表情で何を考えているかわからないほうが怖いと感じます。笑顔がベストですが、難しければ頷くなどの動きがあるだけで相手は安心するので意識してみて。

お話を伺ったのは…

お話を伺ったのは…『言いかえ図鑑』シリーズ著者・大野萌子さん
公認心理師・産業カウンセラー。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かし、人間関係改善に必須のコミュニケーションについて講演、研修、著作で発信。『言いかえ図鑑』シリーズは累計51万部のベストセラー。

イラスト/つぼゆり 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc