思わずポチりそう!料理教室の先生の「おすすめキッチン雑貨」7選【Martstレポート】
「Martist」とは、悩んだり、後ろ向きになりがちな家事などを、ひと工夫で楽しみに変える〝アーティスト〞のこと。公式サイト「Mart web」の「Martistブログ」では選ばれた10人がそれぞれの得意分野を生かし
て生活情報を発信しています。今回は、その中のひとり、管理栄養士の資格を持ち、フードスタイリストの仕事もこなす滝野さんが使っている調理道具をご紹介します。
アナログだけど侮れない! 最後にたどり着いて使い続けているキッチンツール
滝野香織さん 管理栄養士
’81年生まれ 東京都大田区在住 中3
の長女と中1の長男、3歳の男の子の
ママ。北欧スタイルのインテリアが
好きな管理栄養士。
Instagram➡@takinokaori
美味しい料理をつくるためにも道具選びにこだわります
『それどこのですか?』。
「料理教室で教えていると、生徒さんから私のキッチンツールのことをよく質問されるんです。答えるとその場でみんな揃ってスマホでポチって購入したり。私、結構売り上げに貢献していますよ、一円ももらっていませんが(笑)。 教室で使っているのは普段の生活でも便利だと実感しているツールなのですが、もちろん、これまでに紆余曲折があり、さまざま失敗と紛失(笑)を繰り返して今のラインナップになりました。
アンティークとか天然木素材、その次に黒のように渋めのテイストが好みなので、まずは見た目にこだわるのですが使ううちに使いづらいものは脱落していきますね。効率よく、ストレスなく料理を美味しく仕上げるには、食材選びや味つけと同じくらい、お気に入りの使いやすい道具を選ぶことが大事だと思います」
【滝野さんのお気に入りツール】
【1:ミニサイズのすり鉢・すりこぎ】すり鉢から香るごまの風味がたまりません。すりこぎも山椒の木を指名買いしたくてお店を探しまわりました。まず、ごまを鉄の玉子焼き器で炒って香りを堪能してから、このすり鉢でするというのが至福のルーティンです」【2:『THERMOS』シリコーンスパチュラ(小)】こんなふうにごまあえの最後のひと粒までこそげ取るのに便利。耐熱で、置くときに下につかない脚付き、ヘラ部分と柄を分解して洗うタイプではなく、この一体型が洗いやすく、神アイテムです」【3:アンティーク風計量スプーン】「使い込む前から渋い光沢。1TAB LESPOON(大さじ)~1・1/2・1/4TEA SPOON(小さじ)まで4サイズ。 ガチャガチャして計量の邪魔にならないよう、連結せずにバラして使っています」「私の好きなヨーロッパのアンティークっぽい色合いの、真鍮製風の計量スプーンは教室で必ず褒められます。以前『salut!』で見つけた瞬間にひと目ぼれ」【4:『OXO』の薬味おろし】「多くの生徒さんは大根おろし用の大きいものと兼用のようですが、しょうがなどちょこっとおろすときにはミニサイズがあると重宝。皆さん、これを見て即ポチッとしてました(笑)」【5:横口レードル】「レードルなんて不用……と思われがちですが、例えば茶碗蒸しの液を小さめの器に注ぐのに、おたまでやってこぼした経験はありませんか?そう考えると、これも時短ツールかも」【6:『ambai』の玉子焼き器】「美味しく焼けて長く使える本物の玉子焼き器が欲しくなり、鉄製を購入。もちろん錆びるのはいやなので、鉄であっても管理もラクでこびりつかない加工のこちらに行き着きました」【7:木のスツール】「煮ものを待つ間など、ソファに座ると再び立つのが億劫になりませんか? そんなときはスツールがちょうどいい! と皆さんにおすすめしています」こちらもチェック
撮影/志波慎寿介