【36歳でシンガポールに移住】人種や性別を問わずチャンスが与えられ、女性が働きやすい?実際に「海外移住」した方のリアルな意見は…
CLASSY.世代の女性や、CLASSY.Couplesの間でも「いつかは海外移住をしてみたい!」という人が増えているようです。働き方が多様化した今、想像していたより近い未来に実現できる人もいるかもしれません。移住経験者のリアルなお話と移住にまつわる基礎知識をご紹介します。
実際に「海外移住」した方にリアルなお話を聞きました
【36歳でシンガポールに移住】
三宅 泉さん(45歳・金融機関勤務)
ビジネスのスピード感が刺激的!現地でキャリアアップ転職も経験
東京での外資系銀行勤務時、多様な人種や文化的背景を持つ人が集まる環境で働きたいと思い、シンガポール勤務に応募しました。日本や他の国にも行きやすいし、行政もよくデザインされて住みやすく今年で移住9年目。ビジネスのスピード感やダイナミックさに刺激をもらい、現地での転職も経験してキャリア形成でも自分の財産になりました。機会があれば、ニューヨークかロンドンでも働いてみたいです。
金澤さんの海外移住記録
移住しようと思った理由:世界の金融の拠点であるニューヨーク、ロンドン、シンガポールのどこかで働くというチャレンジをして経験を積み、キャリア形成をしたかった。
実際に移住するまでにかかった期間:約1年
用意した費用:約200万円(家賃・生活費各1カ月分+敷金2カ月分)
ビザの種類:就労ビザ
移住してよかったこと:人種や性別を問わず誰にでもチャンスが与えられ、女性が働きやすい環境がある。日本より安全と言われるほどで、女性一人でも夜中にタクシーに乗れる。
移住して大変だったこと:仕事の成果を上司に認識してもらえるように積極的にアピールする必要がある。日本の選挙に投票しようと思うと日本大使館に届け出なければならない。現地の人が公私ともにお金の話を直球で聞く文化の違いにも最初は驚きました。
移住を考えてる人へアドバイス!
\家賃が大きく上下するのが特徴。報酬の交渉能力も必要です/
治安がよく、女性が安心して住める国です。免許更新や税金の手続きもオンラインで完結し便利。物価、家賃、医療費は高く、家賃は大幅に上下することも。税金は日本より安いです。現地採用では日本での収入よりも現地市場での同じポジションの求人を目標にして、福利厚生や年金がないことも加味して年俸交渉を。
取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc