タイのライブでは「電光掲示板」がブーム!【PSYCHIC FEVER】リリース記念インタビュー
昨年デビューしたLDHの7人組グループ「PSYCHIC FEVER(サイキック フィーバー)」。半年間のタイでの武者修行を経て、5月17日に1st EP「PSYCHIC FILE 1」をリリース、6月からは初の単独ツアーが決定! 本日は、タイでの武者修行やEP制作過程のエピソード、そして1st EP「PSYCHIC FILE 1」の推しポイントをお届けします!
PSYCHIC FEVER(サイキック フィーバー)
LDHが運営するダンススクールEXPG STUDIOの精鋭が全国から集められた7人組グループ。2022年7月13日にデビュー、同年9月より半年間タイでの武者修行を経て、帰国。2023年5月17日に1st EP「PSYCHIC FILE 1」をリリース。6月から初の単独ライブツアー「PSYCHIC FEVER LIVE TOUR 2023 “P.C.F”」の開催決定!
―タイでの武者修行中、一番感動した出来事は?
中西さん:初めてタイに行ったんですけど、プロデューサーのF.HIROさんとか色んな方の呼びかけがあったらしく、空港までたくさんの現地スタッフの方がお迎えに来てくださって。半年間タイで活動していくにあたって、めちゃくちゃ気合いが入りましたし、感動しました!
JIMMYさん:タイで初めて行ったイベント。初めてタイの皆さんの前でパフォーマンスしたんですけど、日本語の歌詞を覚えて、いっしょに歌ってくださって…。世界に出て良かったなと思いました。これから色んな国に訪れて、言語の壁を越えていっしょに楽しめるライブがしたい、と思うきっかけになりましたね。
中西さん:タイではライブの観覧スタイルとして、電光掲示板が流行っていて。スマホでも作れるし、タイ語で光っているものを身につけているファンの方がいて、印象に残っていますね。
JIMMY:プチ事件としては、タイでの1番最初のステージで、めっちゃ気合いが入ってガシガシ踊っていたら、お気に入りのピアスを落として踏んじゃって、キャッチが壊れてしまったこと(涙)。
中西さん:日本だと空調がきいたライブ会場でできるけれど、タイはそもそもが暑いし、外でやるイベントが多かったので、汗ですごかったです。衣装の面では大変な事が多かったですね。
―EP制作過程で感動した出来事は?
【左から】
中西椋雅(なかにし・りょうが)1998年6月8日生まれ。兵庫県出身。
JIMMY(じみー)2000年2月26日生まれ。愛知県出身。
JIMMYさん:作詞と作曲に携われたことです。ずっと椋雅くんと一緒に曲を作ってきたんですけど、それがやっと形になったというか。「ForEVER」はファンのための楽曲でもありますし、これからの僕らの志を表現するメッセージソングにもなったので、思い入れがあります。
中西さん:リード曲「BAKU BAKU」は、僕らがタイに行っていなかったら、できていなかったと思うような運命的な1曲。等身大の姿を表現している歌詞で、レコーディングではタイでの活動や日本で待ってくれているファンのこと、この曲を機に出会いたい海外のファンについてなど、色んな思いや感情が込められましたね。
―EP制作過程で一番印象に残っていることは?
中西さん:「BAKU BAKU」はレコーディングがタイだったよね? 普段からお世話になっているスタッフさんがタイまで来てくださったんですけど、環境や機材、マイクが違うので、それが逆に面白いエッセンスに仕上がっているんじゃないかな。
JIMMYさん:あえてデビューアルバムを聴き直して、以前の声の出し方や雰囲気、改善点をチェックしました! それを意識してレコーディングしたので、スキルアップできたかな、と思っています。
―EPの個人的No.1推しポイントを教えてください。
中西さん:リード曲の「BAKU BAKU」は、ステージの緊張感を表している楽曲なんですけど、リスナーの方にも自分に置き換えて聴いてもらえると嬉しいですね。激しすぎず、ゆるすぎず、どんなときでも楽しめる楽曲だと思います! 振り付けは、パッと見は難しそうだけど、サビはいっしょにチャレンジできるようなパートもあるので、注目してみてください!
JIMMYさん:今回の1st EPは「PSYCHIC FILE 1」というタイトルの通り、実験的で新しい音やトレンドを取り入れた挑戦的な楽曲が多いんです。MVがない楽曲も注意深く聴いてもらえると嬉しいです!
1st EP「PSYCHIC FILE 1」 2023年5月17日にリリース!
シンセポップで疾走感のあるリード曲「BAKU BAKU」のほか、タイの音楽業界を牽引するラッパーF.HEROさんが監修した「To The Top feat. DVI」や、今注目を集めるジャージークラブのサウンドを取り入れた「Highlights」、ワールドトレンドを意識したアップ曲「Up and Down」、オルタナティブR&B調のボーカル曲の「アシンメトリー」、そしてメンバーが作詞に初参加した2曲「ForEVER」「Nice & Slow」など、挑戦的で幅広いジャンルの全7曲が収録。
撮影/望月宏樹 取材/亀井友里子、齋藤菜月、崔允瑛 構成/菅原南美