「ちょっと焼くつもりが火傷に…」常夏ハワイに住む人が頼っている日焼け止めとは?
紫外線ダメージの恐ろしさは万国共通ですが、紫外線が降り注ぐ環境や美肌の価値観は国によって様々。日本に暮らす私たちにも参考になる、常夏の島ハワイでのUV対策事情を現地の方に教えてもらいました。
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焼けている肌はロコの証。ナチュラル志向な人が多く、メークアップでカバーするのではなく、自然で健康的な肌の色が好まれます。肌の色と髪色の相性も重視していて、マッチする髪色に明るく染める人も。
教えてくれたのは……工藤まやさん
ハワイ在住。雑誌、テレビなど多くの媒体を扱うメディアコーディネーター。ハワイにまつわる連載や著書も。@mayahawaii325
1:成分も容器も環境に配慮されているUVかチェック
海は身近で大切なものと考えているので、生態系に影響しないナチュラルなプロダクトを選ぶのが基本。サンゴの生育に悪影響を及ぼす成分が入った日焼け止めの販売が法律で規制されたこともあり、その傾向が加速しました。観光客にも浸透。特に最近はメイドインハワイのものや、容器まで紙で作られたものが人気です。
2:肌にダメージは残さず賢く太陽と付き合います
SPF値は30くらいがスタンダード。高SPF値のものを塗り込むより、海や土壌にも、肌にも負担をかけない天然成分を好みます。身に着けるUVカットはサングラスや帽子。日傘を差す人は稀です。ビーチスポーツをするなら日差しがきつくない明け方にするなど、物理的に適度な距離感で太陽と付き合っています。
3:日差しが強いからアフターケアアイテムも豊作&大事
ちょっと焼くつもりが火傷になってしまうなど、紫外線の強さは想像以上。誰しも身近でサンバーンの悲劇を見ているので、対処法は心得ている人が多いです。私なら、冷やしたアロエジェルをたっぷりと塗って、その後保湿するなど。ビーチで濡れた髪がもつれないようにケアするミストなど、アフターサンケアが充実。
環境への配慮もアフターケアも定番!
紙の容器のラニ&カイのUV(左)やエイム ハイのアフタービーチヘアミスト(右)など、ハワイ生まれの環境に配慮したプロダクトが人気。お土産にも◎。
2023年『美ST』7月号掲載 取材/吉田瑞穂 編集/浜野彩希 イメージカット/PIXTA