湘南・芦屋・京都・八ヶ岳…わざわざ行きたい「名物ローカルスーパー」4選
地域で多店舗展開している人気スーパーから、地元に1店舗なのに他県からの来店客が後を絶たない話題のスーパーまで、旅のついでではなく、わざわざ出かけたい名物ローカルスーパーをご紹介。独自のオリジナル商品やコラボアイテムなど、美味しそうな逸品の数々に買い物欲が刺激されますよ!
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この夏、どこに出かけよう?とバカンス計画を立てているなら、立ち寄りスポットの候補にローカルスーパーを入れてみませんか? いつもでかける近所のスーパーとはひと味もふた味も違うラインナップで、お店に入った瞬間からテンションが上がります。
八ヶ岳の麓「ひまわり市場」は驚異の来店者数
〝八ヶ岳のビックリ箱〞を目指し、素材にこだわった買い付けやオリジナル商品を展開する山梨県北杜市の「ひまわり市場」。GWには、一日で1万人以上が押し掛けるという人気のスーパーは、社長自らが情熱たっぷりのマイクパフォーマンスで商品の魅力を語ったり、熟読したくなるポップが至る所に置かれています。
1分で売り切れるメンチかつのポップ松坂牛70%に鹿児島の黒豚30%の絶品メンチフェリチタドレッシングは、八ヶ岳の有機野菜でつくられたてづくり品湘南の老舗スーパー「スズキヤ」は鮮度も味も抜群!
1902年創業で逗子、鎌倉、葉山などで愛され続けている「スズキヤ」。漁師さんから直接買い付けた新鮮な魚介が並ぶほか、地元の人気企業とコラボした商品が手に入るのも魅力です。葉山産しょうががたっぷりはいった手づくりぎょうざやフォアグラときのこの春巻きなど、人気の惣菜は店頭に並ぶとすぐに売り切れる人気の品。湘南帰りには、美味しいお惣菜を買って夕食のおかずに!
ブイヤベース用スープ 2~3人前ブイヤベースセットブイヤベーセットとスープの素を煮込めば15分で完成
京都の「フレンドフーズ」は、ほんまもんの美味しさぞろい
京都市内に1店舗ながら、食にうるさい京都人や全国の食通が訪れる「フレンドフーズ」。チラシの発行はせず、日本の伝統的食品を守る〝おいしさ専門店〞を目指し、質に見合う価格設定でオリジナル商品から目利き商品まで、こだわりアイテムを提供しています。豆腐は、国産大豆とにがり、水のみを使用した商品だけ。鮮魚コーナーには、料亭の職人さんも舌を巻くハモやグジなどの高級魚、調味料コーナーには珍しい商品がずらりと並ぶので、大きなエコバッグが必須です。
錦市場で135年続いた井上佃煮店。惜しまれつつ2019年に幕を閉じましたが「愛されてきた京都の味を途絶えさせてはならない」という3代目社長の藤田氏の強い想いから、店主を説得。翌年フレンドフーズ内で復活しました。
芦屋の高品質スーパー「BIG BEANS」はワクワクが止まらない!
大阪に2店、芦屋に1店を展開。高級スーパーがひしめく芦屋でもひときわ話題のスーパー「BIG BEANS」は、鮮度や素材のよさはもちろん、”見て愉しい〞を目指して、高品質な品揃えが魅力です。精肉、鮮魚はもちろん、野菜も対面販売で、マルシェのような店内は、足を運ぶたびにデパ地下やセレクトショップのようなワクワク感でテンションが上がります。
ディスプレイも圧巻で、オリーブオイルはエクストラバージンのみで80種類以上。牛肉はきめが細かく、やわらかなうま味が特徴の未経産の〝雌美牛〞のみを販売しているのも「BIG BEANS」ならではのこだわりです。
他にも軽井沢の「ツルヤ」、飛騨高山の「ファミリーストアさとう」、福岡の「ダイキョープラザ」など、Mart夏号では、旅先のアドレスに加えたいローカルスーパーとおすすめの逸品をあれこれご紹介しています。Martを熟読しながら、ご当地スーパーへ足を運んでみませんか?
Mart夏号Part4 お目当ては「名物ローカルスーパー」!より
撮影/中林 香 、テラサカトモコ 編集・取材・文/橋本嘉美