【センスのいい人のサングラス】“華奢なフレーム×薄色”が使える!
ファッションのプロであり、子育てを楽しむママでもある、カジュアル達人としてVERY誌面でも注目されている小島令子さん。豊富な知識×ロジカルな割り切りというフィルターにかけられたアイテムを紐解けば、カジュアル上手への道が開けるはず。今回は自分に本当に似合う、眼鏡とサングラスの選び方について。
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ファッションディレクター
小島令子さんのカジュアル塾
眼鏡&サングラスは
アメリカンフレームを選ぶ
「私にとって眼鏡とサングラスは、もはや顔の一部。Tシャツのように気軽に、それでいて毎日ちょっとずつ変化をつけたいから、TPOに合わせて選べるようにレンズの色やフレームのフォルム、素材違いで、これまた微差で揃えています(笑)。靴やバッグと同じ小物の感覚でついトレンド先行になってしまいがちなアイテムですが、豊富なラインナップのなかで迷子にならないよう、どう見られたいか、を意識して試着を重ねることが似合う一本に出会うカギ!
私の場合は、かっこよく見せたい、という軸で選んでいます。フレームが分厚く角張っているフレンチスタイルよりも、繊細な曲線のフレームが薄いアメリカンスタイルが好みです。結果的に服と同じで、手に取るのはメンズっぽいユニセックスなデザインばかり。これからの季節は、グリーンやブルーなどカラーサングラスが楽しい! 一見難易度が高めですが、表情が華やかになるのでおすすめです」
メイドイン鯖江のEYEVANは日本人の顔の造作にフィット。クリアフレーム(上)は、肌が透けるのでリムが太めでも軽やかな印象。薄いブルーに細いメタル(上から2番目)は、彫金細工がアメリカンなテイスト。ベージュのセルフレームにオリーブグリーン(下から2番目)と鼈甲柄の細フレーム(下)はともにOLIVER PEOPLES。どちらも丸いフォルムで顔に馴染み、かけやすい。
(右の2本)子供と遊ぶときは、比較的ケアを気にしなくても良いアウトドア系ブランドのコスパサングラスをチョイス。かぶり率の低いSUNSKI(上)と、とにかく軽くてかけ心地のよいIZIPIZI(下)を愛用。
REIKO’s Coordinate
細いメタルフレームが
いつものカジュアルを格上げ
ノーメーク隠しにもなるサングラスは、忙しい朝の救世主。メタルフレームがアクセサリーのようにキラリと光り、ニットやTシャツスタイルもさりげなくリッチアップ。
◉この記事の講師は
小島令子/REIKO KOJIMA
モードかつリアルなカジュアルスタイルが素敵とVERY誌面に登場するなり注目の的に。ヴィンテージショップでのバイヤー経験を生かし、2022SSよりセレクトショップk3のオリジナルブランドk3&co.のディレクターに就任。2児の母、身長156㎝。
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撮影/魚地武大〈TENT〉 取材/遠藤彩乃 編集/藤田摩吏子
*VERY2023年6月号「ファッションディレクター 小島令子さんのカジュアル塾」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。