日焼け止めを塗ったのに、実は焼けてる!?【うっかり日焼け】のサイン&やりがちNGケア3つ
朝塗ったUVコスメは汗でいつの間にか流れ落ち、気付かないうちにうっかり焼けしがちな7月。「なんか焼けてる...!?」そう思った時は、シミやくすみを残さないためにも、肌状態を見極めたとにかく早めのケアが必要です。うっかり焼けのサインとやりがちなNGケアをドクターに伺いました。
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その瞬間は突然やってくるから。知っておきたい〝うっかり焼け〟リスク
トップス¥35,200(MEIMEIJ/エスケーシー)ピアス¥9,800(phismade)リング[人差し指]¥14,300(e.m./e.m. 青山本店)ピンキーリングはスタイリスト私物
〝うっかり焼け〟のサインは…
✔️ ほてり感がある
✔️ 頬がちょっと赤い
✔️ いつものコスメが沁みる
✔️ 目が充血している
キャミソール ¥18,700(ナイスナイスモーメント/MIC)イヤーカフ¥13,200(マリハ)その他スタイリスト私物
\実はNG!な/うっかり焼け後のやりがちケア
✖️ 沁みるのにいつものコスメを使う
いつもの化粧品に刺激を感じるならすぐ中止を。あれこれ塗り重ねるより、低刺激でシンプルなもので、肌の保護を第一優先にして。
✖️ 新しい美白美容液を投入
焼けたらすぐに美白しなきゃ、と張り切るのは早計。肌の炎症も鎮まらないうちに使い慣れない化粧品を使うと、トラブルを招く可能性も。
✖️ シートマスクを使う
紫外線のダメージでバリア機能が弱っている時に、浸透力の高いシートマスクを使うと刺激になり、かえって肌状態が悪化する可能性も
赤み、ほてりは日焼けのサイン。すぐに自宅でレスキューケアを
日焼けのサインは、肌に赤みが出たり、ほてりや熱感を感じること。肌が炎症を起こしている状態です。個人差はありますが、アジア人は紫外線を浴びて赤くなるまでの時間が、平均20分と言われています。日焼け止めを塗っても、量が少なかったり、肌のキメまで塗り込めていないと焼ける可能性はあり、物理的な紫外線防御も必要です。また、人によっては赤くならずすぐメラニンが増えて黒化するタイプも。日焼けが進行すると、肌がピリピリ刺激を感じ始めます。さらに紫外線を浴び続けると、水ぶくれができいわゆるサンバーンの状態になり、病院で治療が必要なレベルに。その前の「日焼け初期」の自宅でのケアは、時間軸で分けて3ステップでの対処を。
後始末3STEPは時間を目安に
STEP① 当日〜2、3日…炎症を抑えて徹底保湿
STEP② 3〜7日…………メラニンを作らせない美白
STEP③ 7日〜 …………ターンオーバー促進でメラニンを排出
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、医学博士。最新の照射機器と注射を組み合わせるナチュラルな若返り治療が人気。ガルデルマ社認定ヒアルロン酸注入指導医。
2023年『美ST』7月号掲載 撮影/岡本 俊<人物> モデル/吉村ミキ ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo) 取材/吉田瑞穂 編集/浜野彩希