【シングルマザー49歳がライブ配信で大成功】娘さんを私立の学校へ!不幸を乗り越えた秘訣とは?

コロナ禍や親の介護で籠りっきりだった牛島さん。牛島さんの人生を変えたのがライバーという職業との出合い。今が一番楽しい!と思えるようになった人生の転換点を教えてもらいました。

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ライバーという未知の職業に。画面越しにみるみる世界が広がっていきました

もともとIT系の仕事をしていましたが、母が半身不随になり、自宅での介護を余儀なくされました。在宅ワークを探していた時に友人が見かねて、こんな仕事もあるよーと紹介してくれたのがライバーという職業。まったく知らない世界でしたが思い切って飛び込んでみたんです。

初期投資を抑えよう!と、いつもの服、いつもの眼鏡、スマホ1個で自宅でライブ配信をスタート。手探りで始めた配信でしたが、先の見えないコロナ禍と介護生活の中、遊びに来てくれたリスナーさんたちと話せることが思いのほか楽しくって。家族以外とはほぼ何も話さない生活だったから、外の世界と繫がってる感覚や、誰かと会話できることだけで嬉しかった。

そして皆さん優しいんですよ。最初は全く稼げませんでしたが続けることを目標に、とにかく毎日必ずライブを配信し続けました。歌わず踊らず、特別なことはまったくしていませんが、今は娘を私立の学校に通わせられるくらいの収入を得ることができています。

私が配信しているPocochaでは報酬が2段階で、時給+リスナーさんからの課金が還元され収入に。ランクがあり、それによって時給が変わるシステムなのでついつい順位なんかが気になっちゃうのですが、リスナーさんのおかげで助けられています。自分が楽しむこと、他人と比べないのが長く続けられている秘訣です。

これからスタートしたい人にノウハウをお伝えできればと、今はライバー事務所の経営もしています。耳慣れない新しい職業ですが、人と繫がるあったかい仕事。興味のある方はぜひ一度覗きに来てほしいです。

お話を伺ったのは…… ライバー 牛島郁子さん(49歳)

\以前の私/

この頃は写真を撮る機会もなく証明写真のみ。シングルマザーで、母が脳出血で倒れ、コロナ禍で仕事にも行き詰まり引き籠っていた頃。

ライブを見に来てくれる人に支えられて

毎日11時半・16時半・20時半に計4時間半のLIVE配信。普段着のままなんてことのない雑談をしてるほっこり系ライブで、自分自身が一番楽しんでいます。

トレードマークの眼鏡はいつもの私でいる証明

ライバーの私も普段の私も一緒、という意識で。いつも家で使っていた眼鏡を何となくライブでかけはじめたら、いつのまにかトレードマークになりました。

2023年『美ST』8月号掲載 撮影/大瀬智和 ヘア・メーク/永樂結菜(Lila) 取材/佐藤理保子 編集/矢實佑理

美ST