【尿漏れパッドQ&A】生理用ナプキンとの違いは?吸水用ショーツとどう使い分ける?

閉経後女性の約40%が経験しているという「尿漏れ」。その代表的な対処法でもある「尿漏れパッド」について、尿漏れ・給水ケア製品を多数扱う大手メーカー、ユニ・チャームの方にお話を伺いました。生理用ナプキンとどう違う?選ぶ基準は?など素朴な疑問に答えていただきました。

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尿漏れパッドQ&A

写真/PIXTA

Q1. 生理用ナプキンは尿漏れにも使えますか?

A. いいえ、ご使用できません。尿漏れケア専用品は吸水ポリマーが水分をしっかりと吸収して逆戻りせず、表面のサラサラ感が続きます。消臭機能もあり、ニオイを閉じ込めます。

Q2. 吸水ショーツと尿漏れパッドはどう使い分ければよい?

A. 吸水ショーツや使い捨ての尿漏れケア専用のパンツタイプは長時間交換できないときに便利。尿漏れケア専用パッドは濡れたときに小まめに交換可能です。

Q3. 尿漏れパッドは生理用ナプキンのように外出先でも交換する?

A. はい、濡れたらその都度、交換していただいた方がデリケートゾーンを清潔に保てます。

Q4. ここ数年、尿漏れパッドの商品がすごく増えているのは何故?

A. 当社は1997年に初めて女性用尿吸収ライナーを発売、現在は尿漏れケア専用品市場は約20倍以上の規模に拡大しています。その背景にはCMなどによる尿漏れケア専用品の認知率の向上や抵抗感を払拭するようなパッケージへの改良などの影響があると考えられます。

Q5. 尿漏れパッドの種類がとても多いです。選ぶ基準を教えてください。

A. 目安として、大人が尿意を感じてトイレに行き、全部出し切った時の尿量は約150㏄、ギリギリまで我慢したら約300㏄。ご自分で感じる量の中間サイズから試してみてください。

2023年『美ST』11月号掲載
写真/PIXTA 取材/菊池真理子 編集/岡村宗勇

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