HiHi Jets 井上瑞稀のストイックな役作り。演じる役によってつける香水を替えている

ジャニーズJr.の人気グループHiHi Jetsのリーダーを務める井上瑞稀さんがbis初登場。10月スタートのドラマ『君が死ぬまであと100日』の放送に合わせて、ドラマの見どころを教えてもらいました。演技にストイックな彼のインタビューをお見逃しなく。

演じることは「何か自分が豊かになったようにも感じられます」

10月スタートのドラマ『君が死ぬまであと100日』の放送が近いですが、演じることは好きですか? 

自分ではない人物になれて、その人の感情が自分の中に入ってくる感じがすごく楽しいです。自分にはない感情が入ってくるので、何か自分が豊かになったようにも感じられますね。あと、台本から読み取れることや書かれていない部分を読み解くのも謎解きみたいでおもしろいです。

そのときの役のイメージになるべく近いような香りを選んで

演じる役によってそれぞれつける香水を替えているのは本当ですか? 

はい。気持ちを切り替えるためにやっています。僕、切り替えるのが苦手というか恥ずかしくなっちゃうんです。役に入り込んで「あ、今変わったな」っていう感じがすごくかっこいいなとは思うんですけど、自分は「今役に入りました」っていう瞬間を見られるのがなんだか恥ずかしい。撮影期間中は役のままの状態でいるほうが楽なので、そのために香水をつけています。そのときの役のイメージになるべく近いような香りを選んで。香りそのものも残るものだし、脳に記憶として残る感じがします。「ああ、あのときのシーンだ」とか思い出が香りによって蘇ってくるんです。

今回のドラマの撮影ではどんな香水をつける予定ですか? 

まだまだ香りは模索中なんです。髙橋(優斗)が演じる主人公・津田林太郎は生き物の余命が見える人。ある日、林太郎は大好きな幼馴染みの神崎うみの余命が見えてしまって、どうにか運命を変えようとするストーリー。僕が演じる転校生の小野寺いつきは、とにかく謎の多い人物です。そんないつきが、林太郎とうみのふたりとどんな風に関わっていって、どう物語が展開していくのか。実は僕、人の生死に関わる作品に出たいとずっと思っていて。『なれの果ての僕ら』や今回のドラマもそういうテーマなので、いろいろ考えて演じることができてとても楽しいですね。

彼らを応援しながら見ていただけたらうれしい

最後にドラマの見どころを教えてください。

林太郎とうみちゃんといつき、メインの登場人物は少ないので、会話劇のような感じになりそうです。ピュアなキャラクターが多いので真っすぐにがんばって生きていく彼らを応援しながら見ていただけたらうれしいなと思います。

井上瑞稀

2000年10月31日生まれ、神奈川県出身。数々の舞台やドラマに出演、15年にHiHi Jetsが結成されメンバーとして活動を始める。今年6月『なれの果ての僕ら』(テレビ東京系)で連続ドラマ単独初主演を務めた。

Information

シンドラ『君が死ぬまであと100日』が日本テレビほかで10月に放送スタート。毎週月曜23時45分~。100日限定で生き物の余命が見える男子高校生・津田林太郎(髙橋優斗)は幼馴染みの神崎うみに人生4回目の告白をするが、うみの余命が見えてしまう。何とか運命を変えようと奮闘するふたりに、謎の転校生、小野寺いつき(井上瑞稀)がどう関わっていくのか。

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