【レチノール】知ってるようで知らない「美容液の成分」をスペシャリストに聞きました!

美容液は未来への投資。高いからこそ、納得の1本で賢く美肌に近づきたい!でも〝なぜ、どういう仕組みで〟効くのか、ちゃんと理解している?なんとなく選ぶなんて損、知れば知るほどキレイになれる美容液の実力を学ばなきゃ!

これだけは知っておきたい!美容液の「成分」と「技術」用語集

最新の成分や技術はもちろん、憧れの高級コスメまで一挙にご紹介!

まずはお勉強から。これだけは知っておくべき、頻出の「成分」と「技術」を分かりやすく解説。これで肌悩みに合った美容液を選べるようになるはず!

レチノール

「ビタミンAの一種。肌の新陳代謝を促し、シワやたるみ、くすみ、ニキビ、毛穴などを改善する効果があります。高濃度のレチノール美容液は、肌表面がビニールっぽい質感になったり、刺激や乾燥、皮むけが生じることが。むやみに個人輸入や通販で入手するのは避け、皮膚科で診察を受けてからが◎!また、光や熱に弱い特性があるので、夜のケアに使うのがマストです」

敏感肌でも使える低刺激処方のレ

敏感肌でも使える低刺激処方のレチノール美容液
初心者でも試しやすい低刺激処方のレチノールが配合された美容液。全顔になじませて、代謝の整ったなめらか肌に。レチノール シカ リペア セラム 30mL ¥3,960(イニスフリー)

未来の美肌を育てるには成分が凝縮された美容液を味方につけて

「美容液」とは、全スキンケアの中で一番美容成分が入っているアイテム。美容液をタイパ&コスパよく使うコツは、基本のきですが、丁寧に重ねづけすることです。時短のために色々と混ぜて一気に塗ってしまう方もいると思いますが、濃度が薄まって成分本来のパワーが発揮できないことがあるので、もったいないです!個人的には、まっさらな肌に濃い美容成分を効かせる方が効率がいいと思うので、洗顔後すぐに使える先行美容液が好きですね。20代後半になると肌の抗酸化力が下がってくるので、美肌をキープしていきたいなら、美容液はマストです。今は肌悩みがなかったとしても、化粧品はあくまで〝予防〟。CLASSY.世代のみなさんは、シミやくすみ、乾燥やたるみに直面する前から、ぜひ取り入れてください!(JUNさん)

教えてくれたのは…美容成分スペシャリスト・JUNさん
百貨店化粧品ブランドで美容部員を務めたのち、セールスマネージャーを経て、マーケティングを経験。その後、独学で美容成分について学び、スキンケアブランド「FATUITE」では商品開発を担当。美容医療はせず、スキンケアのみで育んだ圧倒的な美肌が注目の的!@jun.jun_cosmetics

撮影/河野 望 取材/亀井友里子 再構成/Bravoworks.Inc