【コストコ】防災備蓄の基本のキ! ローリングストックに向いている食材をセレクト!
「被災時には、避難所に避難すればなんとかなる」と思っている人も多いのでは? でもいざというときには、避難所は満員で入れないことも多いのだとか。また、子どもがいると長期間の避難所生活が困難な場合もあり、自宅避難を想定した食料や物資の備蓄をしておく必要があります。非常用の備蓄のポイントを、料理家で防災士(防災食&備蓄アドバイザー)の島本美由紀さんに教わりました。
目次
- 備蓄に向いている食材ってどんなもの?
- 常温で保存できる「ロングライフ紙パック」が重宝!
- 教えてくれたのは?
備蓄に向いている食材ってどんなもの?
備蓄の目安は「家族の人数×1週間分」。でも、日持ちすればどんなものでもOKというわけではないそうです。
「水が貴重になる災害時は、食べると水が飲みたくなるような、塩分の多い食品や辛い食品は不向き。シンプルな味付けの缶詰などを中心に、調理の手順ができるだけ少なくて簡単な食品を選ぶとよいですね。また、パスタなどの麺類は加熱時間が短めのものを選ぶと、エネルギーの節約になりますよ」(島本さん)
例えば、コストコには、こんな商品がありました!





常温で保存できる「ロングライフ紙パック」が重宝!
「ロングライフ紙パック」とは、長期保存用に、内側をアルミ箔などでコーティングした紙パックのこと。最近では、牛乳や野菜ジュース、コーンやトマトの水煮、パスタソースなど、さまざまな商品が販売されています。
「パッケージに、『常温保存可能』と記されている商品に注目! 冷蔵庫の空きスペースを気にせずにストックできるのもよいですよね」(島本さん)
コストコでは、こんな商品を見つけました!


現在発売中のMart冬号の特集は、『コストコにはまだまだお宝がある!』
注目のアイテムやコストコ食材のローリングストックでの活用法などのアイデアをたくさん紹介しています。 気になる人はぜひ本誌もチェックしてみてくださいね。
教えてくれたのは?
島本美由紀さん
食品ロスを防ぐレシピや、時短のアイデアで人気の料理研究家。防災の講演会を実施するなど、防災士(防災食&備蓄アドバイザー)としても活躍中。『もしもに備える! おうち備蓄と防災のアイデア帖』(パイインターナショナル)ほか著書も多数。
Mart2023年冬号「“もしも”の備えにワクワクをプラスする! 『ローリングストックストック』にこそ、コストコ食材!」より
撮影/中林 香 レシピ提案・防災監修/島本美由紀 取材・文・スタイリング・編集/田島えり子