「夫婦同室でも寝るのもあり!派」2人がオススメする理由は?
夫婦同寝室でうまくやってる人たちだっている!睡眠は夫婦の同室派の意見を聞きました。
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横で、夫が寝ている姿を見て安心するんです
澁谷やよいさん:外資系CAとして勤務後13年前に結婚。10歳の息子と8歳の娘のママ。趣味はお菓子作りでティラミスが得意。
夫とは結婚当初から同寝室です。イビキが気になった時はイビキ軽減枕を使用してもらい解決。室温の違いはエアコン直下に夫のベッドを移動することで改善。今では私も快適に眠っています。寝るまでの時間も、夫は別部屋で仕事、私は寝室でひとり時間を満喫と、思い思いに過ごしながら、自らのタイミングで就寝します。就寝時間は異なりますが、目覚めた時に夫が横にいるだけで自然と安心できて、幸せな気持ちになるんです。
1日の終わりにお香をたきながら読み慣れた本を読むことが至福の時間。誰にも邪魔されることなく、心を落ち着かせて眠りにつきます。
お互いに快眠できている夫婦は「傍にいる安心感」と 「相手を気遣う安全性」を享受しています
田園調布学園大学人間福祉学部 教授 山崎さゆり先生:日本女子大学大学院博士課程修了・博士(学術)。一級建築士。就寝形態と夫婦関係についての研究も行う。田園調布学園大学にて「生活環境学」「住生活」分野の科目を担当。
25年前、別寝室の内容を含む夫婦の就寝形態の研究を行った際には、夫婦同室就寝を前提とした住宅が常識だったため、主に男性の研究者から「夫婦同室に問題はない」と批判的な意見をいただきました。当時は別寝室派だった私ですが、同室派の人たちを調べると、就寝時以外には、お互いひとりひとりの時間を尊重し合っているという夫婦もいて、こういう関係なら同室就寝も素敵だな、という考えに変わりました。
ライフステージ(年齢、家族構成など)やライフスタイル(就労状況、生活意識など)、そして夫婦間の関係性によっても異なりますが、同室就寝のメリットとしては、
①安心感(傍にいることで安心する、落ち着く)と、
②互いを気遣う異変時への対応があります。
私自身も夫と寝室を別にしていたことがありましたが、これから老後の住まいとして設計している家は、やっぱり同室で、と考えているんですよ(笑)。
撮影/沼尾翔平 取材/小出真梨子 ※情報は2024年1号掲載時のものです。
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