2024年02月04日 12:30
/ 最終更新日 : 2024年02月01日 22:20
CLASSY.
部屋が散らかってる人に伝えたい!「クローゼットの片付けは、キャリアとも連動」プロ直伝3つのアドバイス
出勤前、服でいっぱいのクローゼットで着る服に迷って遅刻しそうになる…そんな経験をしたことがある人は多いはず。ファッションエディターでありながら服にもキャリアにも迷っていたという昼田さんに、30代に伝えたいことを伺いました。
\30代CLASSY.読者に伝えたい金言/
1.急に大きなことを考えない
「クローゼットを全部一気に片付けよう!」そう意気込むほど捗らなかったり、途中で投げ出してしまったり…。これってキャリアについても言えること。例えば、「今の仕事がいやだ!転職する!」と大きな決断をいきなりするのではなく、嫌な理由を書き出すなど、まずは目の前の小さなことかをしっかり達成する。人は大きいことを見がちですが、急に大きなステップは踏めません。片付けもキャリアも、小さなステップの積み重ねを大切にしましょう。
2.そのクローゼットに親はいないか
いい企業で働いて、いつもきちんとしていなくちゃ…、「親をがっかりさせたくない、安心させたい」という気持ちは多くの人が無意識に持ちがちです。ただ、「親が好きそうな服」は、自分の服ではなく、親の仮面をかぶった服。そんな服がクローゼットにたくさんある人は、本来の自分のオシャレ、本音に気づきにくくなっている可能性が。本来の自分と繋がるクローゼットを意識してみましょう。
3.不安なこと、大抵は起こりません
「不得意だけど、断ったら仕事がこなくなりそう…」「これを言ったらダメな人って思われる…」、波風を立てないように物申さない自分、言わない自分がクセになっている人に伝えたい!ほとんどの場合、その恐れは妄想です。実際に本音を伝えておおごとになることはほぼないし、むしろ自分のことを言えた!という達成感は何よりの自信に。まずは不安をすべて書き出してみるのもオススメです。
昼田祥子
ファッションエディター歴21年。出版社勤務を経てフリーランスに。2016年からクローゼットの片付けに着手し、1000枚あった服を整理。その体験をWEBメディア『mi-mollet』に綴る。新著『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』(講談社)も重版がかかるなど大反響。長身に似合うパンツとシャツがトレードマーク。
撮影/水野美隆 ヘアメーク/室橋佑紀(ROI) 取材/北山えいみ 再構成/Bravoworks.Inc