30歳を過ぎてから「大人の着こなしにはシャツが必要だ」とスタイリストさんが感じた理由。
まだ寒いけど、軽やかな重ね着で端境期のオシャレをポジティブに楽しみたい!自他共に認めるシャツ好き同世代スタイリストの近藤和貴子さんに、マネしたいヒント満載〝シャツありき〟の春待ちレイヤードを教えてもらいました。
スタイリスト・近藤和貴子さんがお手本!大人の「シャツレイヤード」
衿のダブル重ねでスキッパーニットがもっと洒落る!
「ニットの衿とシャツの衿をあえて重ねて着るのもよくやるレイヤード。シャツはスキッパーとバランスのいい第2ボタンまで開けて抜け感もプラス。袖先やニットの裾からちらりとピンクを覗かせるのもテクのひとつです。」
Shirt_Curensology、Tops_RYE TENDER、Jackets_MACPHEE、Bottoms_ATON、Bag_BOTTEGA VENETA、Shoes_GUCCI
カジュアルな日こそ着たい!30で”シャツのオシャレ”に開眼
今や私のスタイルに欠かせない定番アイテムですが、シャツのオシャレに目覚めたのは、実は30歳を過ぎてから。今よりずっとラフな着こなしも楽しんだ20代を経て、カジュアルな日こそ、”ひと匙のきちんと感”が大事だと思うようになりました。そんなオシャレの過渡期にシャツの魅力を再発見!カジュアルにマッチしつつ、きちんと感をさりげなく足してくれるシャツは、着こなしを整えてくれる名バランサー。そして、シャツの本領発揮は実は冬!が持論。厚着になる季節、シャツを挟むだけで抜け感が出るし、清潔感もあって着こなしもぐっと軽やかになるんです。特にニットとのレイヤードは簡単にオシャレに見えてオススメ。春っぽさも足せて、冬の終わりでもニットの伸び代オシャレを楽しめます。
カレンソロジーのシャツを収集しています
撮影/杉本大希 モデル・スタイリング/近藤和貴子 ヘアメーク/小松胡桃(ROI) 取材/北山えいみ 再構成/Bravoworks.Inc