元港区女子からアフリカへ。STORY認定パーソナルスタイリストの意外な経歴とは?
港区女子としてイケイケだった看護師生活から突如アフリカのザンビアへ。そんな意外な経歴を持つSTORY認定パーソナルスタイリストの原田あゆみさん。彼女の相手を尊重しながら、自分らしさも忘れない好感度オシャレの極意を探ります。
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元港区女子で、STORY認定パーソナルスタイリスト「原田あゆみさん」
<Personal Data>
【顔タイプ】エレガント
【骨格】ストレート
【パーソナルカラー】オータム
※コーデはすべて本人私物です
◇ 話しかけやすい雰囲気と、信頼できるきちんと感のバランスを大切に
看護師時代の寮が広尾にあり、その界隈で当時話題だったIT系の経営者や社長との華やかな食事会に参加していました。私は出しゃばらず邪魔もしないけど、連れて行っても恥ずかしくない、ちょうどいい取り巻きタイプで重宝され、特に年上の女性に好かれていた気がします。
そんな生活を3年続けたある時「この生活に先はない」と悟り、青年海外協力隊に応募しアフリカのザンビアへ。ザンビアの女性はチテンゲというカラフルな布を腰巻きにしているのですが、どんな体型でも自分は美しいと自信を持ち、いきいきしている彼女たちを見て、個性の大切さを知る原点となりました。
昔から色への興味があり、長男を出産しクリニックを退職後に、カラーアナリストの資格を取得しファッションの道へ。港区女子時代の繫がりから仕事の幅も広がり、出会いも増えました。
これまでの経験を活かし、出すぎず、警戒心を解いて懐に入る、畑違いを感じさせないように馴染ませるなど、相手に受容されるオシャレの中で個性をしのばせる服を心がけています。強さより「しなやかさ」や「柔らかさ」が私流のコミュ力服です。
◇ 原田あゆみさんヒストリー
2007年(21歳)
短期大学・看護学科卒業北里研究所病院入職。勤務中にかけていたメガネをコンタクトに変えて、華やかワンピに着替えて食事会へ。「恋のから騒ぎ」に出ている女性陣も多数。
2010年(25歳)
退職し、青年海外協力隊エイズ対策隊員としてザンビア共和国にて活動。村ではバイクで山道を駆け回る生活をしながら現地の人とふれ合い、エイズの予防啓発活動に従事した一年。
2011年(26歳)
ザンビアより帰国後、整形外科入職。
2013年(28歳)
クリニックにてパート。
2022年(36歳)
カラーアナリストの資格を取得し松屋銀座でのカラー診断講師、またSTORY認定パーソナルスタイリストに。パーソナルスタイリスト講座のプレゼンやミュージカル出演の経験で人前で話すことに対する苦手意識を払拭。
2023年(38歳)
豊島区アートカルチャーSDG’s特命大使としてファッションセミナーを開催。その他イベントにて骨格診断講師。
2024年(38歳)
病院にて産後ママ向け姿勢&ウォーキング講座を開始予定。
撮影/中田陽子 ヘア・メーク/後藤若菜〈ROI〉スタイリスト/MaiKo yoshida 取材/小仲志帆 モデルはSTORY認定パーソナルスタイリストの原田あゆみさんご本人 ※情報は2024年2号掲載時のものです。
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