少しの量を薄く塗った方が【もっちりツヤ肌】になる理由とは?

冬の厳しい乾燥や加齢でうるおいはつい失われ、老け見えしがち…。そんな極乾期でも絶対乾かないベースメイクテクニックを、過酷な環境のロケでも女優の肌をツヤッと仕上げる名手・岡野さんに教えていただきました。

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“もっちり乾かない肌”の作り方

\START/

スキンケア後の肌はうるおい成分をしっかり吸い込んでしっとり。表面を触ってベタベタしない程度が正解。鼻周りなど中央はサラッと仕上げて化粧崩れを回避。

STEP 1:フレッシュな無色下地で保湿&キメ補整

みずみずしいテクスチャーの下地を全顔に均一に伸ばします。肌馴染みが良くアバウトに塗ってもキレイ。凹凸も整います。トーンアップ下地で明るくしすぎるとマットに見える場合も。エッセンス スキングロウ プライマー SPF25・PA++ 30g ¥5,280〈3月1日発売〉(SHISEIDO)

STEP 2:美容液ファンデで極薄膜ヴェールをかける

粉体を多く含むハイカバーファンデは粉っぽく見えやすいので、軽やかに馴染む美容液ファンデが◎。トントンやさしく叩いて伸ばし広げます。半顔量は米粒大。完璧にカバーしなくてOK。インテンシブセラムクリームファンデーション全5色 SPF25・PA++30ml ¥10,450(ボビイ ブラウン)

STEP 3:カバーはファンデよりコンシーラーに頼って

カバーはコンシーラーに任せるのが乾いて見せない秘訣。肌色に合わせてAとBの2色を混ぜたらブラシで目の下に置き、中指でやさしく叩いて薄く馴染ませます。さらにカバーしたい部分はCのオレンジを足し、ブラシを立てて極細線を描いて補整して。シームレス フェイスパレット 01 15g ¥6,490(セルヴォーク)

\FINISH/

ヘルシーな肌色とほどよくプラスされたツヤがもっちり感を演出。リフトアップした印象も。目周りの影や頰の色ムラもナチュラルにカバー。

教えてくれたのは……

ヘア・メイクアップアーティスト 岡野瑞恵さん

モデルの魅力を自然に引き出す唯一無二のメイクに有名女優からの指名多数。美魔女を劇的に変身させる美STの連載「大人の遠近両方美人メー」も好評。

2024年『美ST』3月号掲載
撮影/嶌原佑矢(UM)〈人物〉、五十嵐 洋〈静物〉 モデル/樋場早紀 ヘア・メイク/岡野瑞恵(STORM)スタイリスト/井関かおり 取材/大山真理子 編集/浜野彩希

美ST