大草直子さんが注目する旬のオシャレキーワードとは?【ワンピコーデ】
今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!
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M_(エム アンダーバー)のチュールワンピース
「透ける」は、2024年のおしゃれのキーワードです。チュールやレースなど、肌の存在をアピールすることは、何につながるかと言うと、「若さ」です。実は私、SNSや雑誌の原稿でも、「若さ」というフレーズは、できる限り使わないようにしていて。おそらく、ほかに言い換えられない数回だけ、と記憶していますが、今回はあえて。肌は艶っぽさ、フレッシュさをアピールするアイテム。分厚いトレーナーと、肌がうっすら見えるシアーなトップス――印象の違いを考えるとよくわかります。
今季は「透ける」がトレンドなので、ボトムスだけでなく、トップス、ワンピース、アウターなど、ラインナップが大豊作。ライフスタイルや好みに合わせて選べますが、例えば、こんなワンピースだと、面積も大きいだけに「若見え度」が大きい!
少しドレッシーに見えるので、アンダーは、あえてスポーティな長袖Tシャツ。そして、カジュアルなパンツを。さらに、ビッグサイズのジャケットを合わせると、硬軟のバランスが取りやすく、「透けすぎでひるむ」のを回避できます。こうやって、ワンピースの繊細な素材とシルエットを、しっかりと支えてくれるアイテムたちを配置すれば、大人の女性も、日常に取り入れやすいと思います。
レイヤードするから楽しい、透けるワンピース
ワンピース¥13,200(M_/MOUSSY/バロックジャパンリミテッド) ジャケット¥23,100 ニット¥13,200 パンツ¥18,700(すべてカデュネ/カデュネ プレスルーム) バッグ¥91,300(ザンケッティ/八木通商) スニーカー¥29,700(ヴェジャ/シードコーポレーション)
大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。辰年の今年の抱負は、ぶっちぎる――に決めました(笑)。古い価値観や、もしかしたら自分の習慣さえも見直して、駆け抜けたいと思います。
撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2024年2号掲載時のものです。
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