ほんのり和風のコク旨ソース【あんかけ風キーマカレーうどん】

あんかけ風キーマカレーうどん

体をつくるうえで重要な栄養素、たんぱく質。「実はたんぱく質は結構な量が必要。私は3日分のつくりおきをしています」と話すのは、管理栄養士の資格を持つ、Mart WEEKENDERの土肥愛子さん。とくに成長期にある子どもたちにたんぱく質は必要不可欠。子どもたちが飽きずに美味しく食べられる工夫をしたのが、【W(ダブル)たんぱく質ミートソース】を使ったメニューです。

教えてくれたのは

土肥愛子さん

土肥愛子さん
管理栄養士・フードスタイリスト。簡単かつ栄養バランスを考えた、見栄えもするレシピと、日常に寄り添ったスタイリングが得意。「うつわ検定®ホームユースマイスター」取得。夫婦と娘、息子の4人家族でときめく週末を体現するMart WEEKENDERの一人。

あんかけ風キーマカレーうどん

【Wたんぱく質ミートソース】を和風カレー風味にアレンジして使います。冷凍うどんはレンジ加熱で解凍できて重宝。和風カレー風味のミートソースをうどんにかけるだけで、たんぱく質量がしっかりとれる理想的な一品です。

【Wたんぱく質ミートソース】のレシピはこちら

【材料】4人分

  • うどん(冷凍でもOK) 4玉
  • 【Wたんぱく質ミートソース】 4人分
  • カレー粉 大さじ2
  • 顆粒だし 小さじ1と1/2
  • かいわれ大根 適宜

【つくり方】

  1. うどんは表示どおりに電子レンジで加熱、またはゆでて、器に盛りつける。
  2. 【Wたんぱく質ミートソース】を鍋に入れて温め、カレー粉と顆粒だしを加えて混ぜたら火を止め、1にかける。
  3. お好みでかいわれ大根を添える。
隠し味に顆粒だしを加える

隠し味に顆粒だしを加えます。これが和風カレー風味に仕上げるポイント。

一緒に食べたい SIDE DISH

ワカメときゅうりのカニカマポン酢和え

ワカメは食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれるため、たんぱく質と一緒にとるとよい食材。骨の成長に必要なカルシウムやマグネシウムも豊富です。カニカマはたんぱく質がとれるうえ、料理に使うと彩りもよくなります。

【材料】4人分

  • 乾燥ワカメ 6g
  • きゅうり 1本
  • カニカマ 8本
  • ポン酢 大さじ3

【つくり方】

  1. 乾燥ワカメは水で戻して水気をしぼり、きゅうりは縦半分に切ってから斜め薄切りに。
  2. ほぐしたカニカマ、ポン酢と一緒にボウルに入れて和える。

コンビニで買うならこれ!たんぱく質がとれる食品

成長期の子どもたちには一日三食以外にも、栄養を補う「補食」が必要です。スポーツの練習や試合の前後や合間、塾や習い事の合間にと、おやつ感覚で食べるイメージですよね。そんな場面ではコンビニで購入することも多いと思いますが、せっかく買うならたんぱく質もとれる商品を選びましょう!たとえば、おにぎりやサンドイッチは、サケ・ハム・卵などたんぱく質食材の具を選ぶのが正解。お魚ソーセージ、ビッグサイズのカニカマなど、魚類加工品のたんぱく質食品も最近はたくさん並んでいます。チーズも手軽に食べられて重宝しますよ。

コンビニで買えるたんぱく質がとれる食品。サケのおにぎり、ハムと卵のサンドイッチ、お魚ソーセージ、チーズなど。


忙しいときにあれこれ材料を揃えて料理するのは大変。たんぱく質量を意識すれば、なおさらです。今回ご紹介したWミートソースを3日分つくりおきしておけば、あっという間に一品ができあがります。メインとの相性を考えたサイドディッシュもおすすめです。ぜひつくってみてください。

Mart冬号 スポーツママ&管理栄養士の土肥愛子さんが提案 新・つくりおきは「3日間で食べきる、たんぱく質ごはん」より

撮影/中林 香 フードコーディネート・スタイリング/土肥愛子 取材・文/新里陽子 編集/富岡幸子