【19歳年下の彼と結婚】人気女性ライター(49歳)の人生最後の恋

年齢を重ねると、恋愛や結婚の理想と現実について痛感したり、ただ一緒にいることのハードルが上がってしまったり。大人の恋は若い頃とはまた違う、覚悟や決意が必要なもの。今回は、美STライターの川上桃子さんに彼との結婚についてを伺いました。

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お互いのネガティブな部分を支え合えていることで一生共にできると決意

教えてくれたのは…美STライター川上桃子さん(49歳)

【DATA】

結婚歴:1年
プロポーズの言葉:一緒に幸せになってください
プロポーズの場所:桃子さんの自宅
お互いの好きなところ:
(夫)優しくて尊敬できる
(妻)私が自分らしくいさせてくれる

インフルエンサーとして人気の川上桃子さんは’22年末に再婚し、19歳年下の夫・智くんとは仕事もプライベートもずっと一緒。出会いは起業直後、社員募集に智くんが応募したのがきっかけでした。「すぐに手伝ってもらいましたが、仕事ができなくて。聞くとADHDと。でも頑張るって言うから続けてもらいました」。実は桃子さんは最初の結婚後、子供に恵まれず、モラハラを受け夫婦仲が険悪になり、悶々と過ごす日々。「そんな私を見て、智くんはかわいそうだと泣くの。恋愛感情はないけど支えになってくれる人でした」。

やがて45歳で離婚。その後交際を申し込まれますが、全くタイプでなく心が動きません。「僕にない桃さんの人懐っこい性格が魅力で」(智くん)。「当時インスタのフォロワーが増え、批判コメントに落ち込む日々。それを支えてくれるのも智くんでした」。桃子さんは智くんの優しさに惹かれ、交際を承諾。すると今度はプロポーズ。「結婚は懲り懲り、この人でいいのかも悩み、パートナーシップを提案」。「中途半端な関係は逃げ道みたいで嫌でした」(智くん)。オンラインサロンのメンバーに相談すると、「嫌になったら離婚しちゃえば?」と。「気負わなくていいんだ!と思え受け入れました。智くんはすごく喜んでくれて」、「ADHDも受け入れてくれ、こんな優しい人はいない、大事にしたいと思うように」。お互いが相手に思いやりを持つ、それが大人の結婚だと2人は笑い合います。

’23年10月の結婚式以降より仲良くなりました

結婚式までは気持ちが不安定だった桃子さん。ところが大勢にお祝いしてもらい、覚悟が生まれ、お互い心が穏やかに。今はラブラブ。

旅が共通の趣味食に美容に走ります!

2人とも旅行が大好き。旅先でも1日中動き回る桃子さんに全部付き合ってくれるとか。「若者でよかった!」昨秋の台湾にて。

プレゼントのピコタンはトモタンと名付けて

毎月お給料を智くんに渡すけど、彼は使うより貯金派。貯まったお金で、韓国のエルメスでピコタンロックを買ってくれました。

撮影現場でも一緒朗らかな彼のアシストに癒されています

「愛だけでは40代は結婚できない。相手が喜ぶことが私の幸せ。智くんの幸せそうな姿を見ると結婚してよかったと思えます」

《Profile》
美STライター・川上桃子さん(49歳)
PERSEEK代表、インフルエンサー。30歳で結婚後37歳で雑誌「STORY」ライターに転身。’18年インスタライブで人気に、現在では商品開発、イベント出演などでも活躍。Instagram:@momoko.kawakami.29

PERSEEK社員・長島智大さん(30歳)
4歳からバドミントンを始め、小6で近畿大会2位。大学生までバドミントン一筋。大学卒業後、大手自動車メーカーに就職。26歳でPERSEEK転職。

2024年『美ST』3月号掲載
撮影/吉澤健太、峠雄三、須藤敬一、中島洸  取材/安田真里、柏崎恵理、山田正美 編集/漢那美由紀

美ST