申真衣さん卒業記念!効率&合理的オシャレとルール完全版
この春VERY専属モデル卒業を発表。VERY NaVYのモデルとして新たなステージに挑戦する申真衣さん。抜群のファッションセンスと知性、多忙な日々を軽やかに朗らかに過ごすライフスタイルはみんなの憧れになりました。いつだって完璧!と思われる彼女ですが、時折見せるお茶目な姿も魅力的。そんな申真衣さんのVERY卒業を記念して「ロジカル&シンプル」な魅力を改めて振り返ります!
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Part1「申真衣さんってこんな人」改めてキーワードで紹介します!
社長であり、モデルであり、母であり……一言では語りつくせない肩書きをもつ申真衣さん。その素顔をキーワードでおさらいします。
1.「シンプル」かつ上質なアイテムが好き
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
VERYでのTHE ROWブームの火付け役に。「シンプルで上質だから、仕事シーンにもマッチするのがいいところ」と。ただ、好きだからといってコレクションするのではなく、検討を重ねて使えるアイテム選びをする買い物慎重派です。「THE ROWの服は長くたくさん着て元を取ります」とのこと。
2.「家事はロジカル」に効率重視
撮影/相馬慎之介
ママたちの効率化について経済評論家の勝間和代さんと対談したことも。不必要なことをやめて余白を作る「幸せになるための効率化」という勝間さんの話に大いに共感していました。タオルの買い替えサイクルは毎年一度と決めてしまう、子どもの靴は0.5サイズ刻みに同じものをストックするなど、タスクと向き合う時間を最小限にするための申真衣さんならではの工夫も参考になりました。
3.何より「睡眠」が大事
撮影/渡辺謙太郎
パフォーマンスの質を上げるには「大人も子どもも睡眠がいちばん大事!」と。普段は23時就寝、8時間睡眠が目標で夜ふかしはめったにしない申真衣さんですが、寝かしつけ後に大好きなアイスを食べながらF1を見るのがたまの楽しみだそう。
4.「モノトーン」コーデが定番
撮影/渡辺謙太郎
申真衣ファッションといえばモノトーン。「簡単に、間違いなくキレイめに決まるから」と、ここでも効率オシャレがモットーです。
5.迷わない「合理的」な買い物が好き
撮影/佐藤航嗣〈UM〉
ファッションも思考もロジカル。買い物は年間予算を決めてエクセルで管理。着回せるものしか買わないし、使う日数で日割り計算して買い物のコスパを考える、という徹底っぷりです。大物買いで悩んだときにも参考になりそう!子どもの保育園着は、ZARAやユニクロのレギンス8枚に固定。洗い替えも同じアイテムならコーデも考えなくていいし、洗濯も収納もラク、と潔さが段違い。
6.「モデル」であり「社長」
撮影/倉本侑磨<Pygmy Company>
㈱GENDAの社長である申真衣さん。会社は昨年新規上場し、ますます多忙な日々が続きます。モデル業は全体の仕事の10%と割合を決めて両立しました。
Part2 VERYのカバーモデルに抜擢! 2022年1月号、ついに表紙デビュー!
VERYモデル3年目からはカバーモデルに。大抜擢に対して「きっと編集部には考えがあって私を選んでくれたと思うので、その期待には応えたい」「圧倒的に経験が足りなくて心配にはなるものの、私なんて、と謙遜するのはスタッフの方にも読者の方にも失礼な気がするから頑張るのみ!」と新しい挑戦に前向きに進む姿は、編集部でも活力をもらいました。
いつもポジティブでいるためにもオシャレは必要不可欠!
第二子出産と会社の事業拡大で、時間も気持ちもさらにやりくりが必要だった時期も、オシャレはメンタル面での心強い味方だったそう。スタイルが良く見えると自信がつくし、いい感じにコーデが決まるとそれだけでご機嫌になるとか。とはいえ、買い物は慎重派。移動時間などに気になるアイテムをフォルダに入れてストックし熟慮。毎年必ず使うアイテムをマイナーチェンジするのが定番です。人には気づかれないレベルの違いでも、「たくさん着たな」という満足感を味わうのがいいのだとか。
撮影/佐藤航嗣〈UM〉(人物)、Kevin Chan(静物)
記念日に買ったバーキンは人生の相棒に
申真衣さんが相棒的存在だと話す「黒のバーキン」との出合いについても教えてくれました。これは仕事で昇進した33歳の頃に買ったファーストバーキン。今後も自分自身が成長したタイミングで、ちょっとだけ背伸びして集めていきたいのだそう。
最近はミュウミュウが好き!お気に入りアイテムこそたくさん着たい
2022年6月号の「オールマイティ服」企画では、ミュウミュウのショート丈ニットを紹介。新しいアイテムを購入したらシーズンにたくさん着るのがモットーの申真衣さんが選んだだけあって、パンツやシャツ、ワンピなどのアイテムとも相性抜群。グレーニット感覚で着られて全身バランスが激変する、優秀アイテムでした。
ソフィア・コッポラ愛を語ってくれた伝説の企画
実は映画監督のソフィア・コッポラが大好きという申真衣さん。ファッションも参考にしていて、ソフィア・コッポラの真似っこを楽しんだ企画も。シンプルながら雰囲気のあるブレないファッションと、仕事でもプライベートでも何足もの草鞋を履く姿、いろいろとリンクする2人です。
撮影/渡辺謙太郎
好きなテイストは変わらなくても少しずつ更新
撮影/福本和洋〈TAKMI〉(人物)、清藤直樹(静物)
2022年9月号の『手堅い、秋の先物買いプラン』では、Y2Kファッション(2000年頃に流行った、パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズなどがアイコンとなるファッション)が気になると話していました。ワイドデニムやスニーカー、ミニスカなど、今までのキレイめな申真衣さんとはまた違った印象のアイテムをピックアップしていたのも印象的。好きなテイストは変わらなくても、少しずつ更新していくことで、鮮度の落ちないオシャレができているようです。40代が近づいてきた今は、あえてスーツスタイルで遊ぶことも挑戦してみたいと話してくれました。
シンプルでロジカルでフラット。ブレない軸があるから、申真衣さんの話には強い説得力があります。自身が「私もママのバリエーションの一つ」と話しているように、彼女のやり方が絶対正解というわけではなく、すべてをその通り見習う必要はない。それでも、何かに迷ったり行き詰まったときにヒントになることがきっとありそうです。申真衣さんはこの春から気持ちも新たにVERY NaVYのモデルとして活動をスタート。これからの活躍にますます目が離せません!
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文/井上さや
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