【GW・夏休みにオススメ】大人も子どもも楽しめる北海道「ナチュの森」大自然の中で知的体験を

新千歳空港から車で約1時間。大自然広がる北海道白老町という場所にある、人気スキンケアブランド「ナチュラルサイエンス」と「ナチュラルアイランド」のスキンケア工園「ナチュの森」。この工場と庭園が一つになったこの場所は、自然の恵みを感じながら親子で楽しめる工園なんです!
俱多楽湖の湧き水が、化粧品作りに最適な優しい水であることに惚れ込み、廃校になった中学の跡地を再利用する形でこの場所にできたナチュの森。校舎だった建物の中はどこか懐かしい学校の姿が見え隠れします。働くスタッフの中にはこの中学の卒業生もいらっしゃるそう。
広大な敷地内には、自然と触れ合えるガーデン、あそびや実験を通じてものづくりの根源を学べるミュージアムや、湧水を利用したカフェ&レストラン、ヨガやエステサロンまで1日中楽しめる施設が!その様子をじっくりレポートします。

ナチュの森で体験できることって?

ナチュラルガーデンではセラピーホースとの触れ合いや、乗馬体験もできます。※土・日・祝のみ
蒸留実験室では本格的な蒸留を体験
懐かしい学校を思い出す場所でのワークショップも
俱多楽湖の湧き水と北海道の水道水を比べる体験。色の違いを見比べました。 ※ライターが伺った日の特別体験
俱多楽湖の湧き水と北海道の水道水は、肌なじみが違うことにも驚き※ライターが伺った日の特別体験
俱多楽湖の湧き水と北海道の水道水の飲み比べも。湧き水はとてもまろやかで優しい味わいでした。※ライターが伺った日の特別体験
美しい俱多楽湖の写真が飾られています

廃校となった中学はリノベーションして「森の工舎」として生まれ変わりました。ナチュラルサイエンス・ナチュラルアイランドのモノづくりの根源でもある”自然と科学”をテーマにしたミュージアムとなっていて、理科の実験室を思い出させる「蒸留実験室」や音楽室だった「アトリエ」では季節ごとに大人も子どもも楽しめるワークショップが開催されます。

教室を思い出させるところがあちこちに
アトリエではリポンやビーズなどの材料を自由に使ってのワークショップが。
ワークショップに参加するときは券売機でチケットを購入。
ナチュラルな素材を使った扉が優しい雰囲気
何種類もの精油の香りを比べてお気に入りの香りを探すのも楽しい。
雑誌や漫画から、自費出版本、希少な古書、眺めるだけで楽しいアートの本など約3000冊。

フレグランスデザイナー監修の「香りのラボ」では、ナチュラルアイランドの製品に使われている精油の香りを比べたり、思わず「えっ!?」と驚くような臭い香りがいい香りに変化する不思議も体験できます。
2Fには〈自然の恵みと豊かな暮らしの発見〉をテーマに選書された約3,000冊の本を楽しむことのできる「ライブラリー」や赤ちゃん連れも楽しめる「えほんの部屋」も。

ナチュラルファクトリーでは工場見学も

ナチュラルファクトリーで作られている製品のことなど詳しく説明していただきました。
白衣を着て、クリーンルームも体験できます。
大きなバルクで化粧品を作っている様子は圧巻。
品質管理の部屋も見学できます。
チリひとつないクリーンな環境での充填が行われています。

工場見学では無塵服に着替えてエアシャワーを浴びる体験も。製造室や化粧品を充填するクリーンルームは空気の流れも制御され、紙を持ち込まないなどの徹底した衛生管理で手術室レベルに清潔な状態だそう。さらにひとつひとつ人の手での確認作業もするというこだわりの環境で化粧品が作られていく様子が順を追って見学できます。
大切に丁寧に作られている様子を見たあとにその化粧品を使うと、とても感慨深いですね。
※工場見学は日時限定・要予約 https://nachunomori.jp/seasonal/factorytour

湧き水を使った料理や飲み物を楽しめるレストラン&カフェ

台湾フェアをやっていたので、担仔麺(タンツーメン)をチョイス。本格的でとても美味しかったです。
開催中の「ナチュの森で縄文にであう展」にちなんだ縄文ピザ。
全ての料理やドリンクには倶多楽湖の湧き水を使用。
カフェでは水出しコーヒーをいただきました。
白老町の歴史がショップの壁にディスプレイ。
ナチュの森のガーデンで作られたドライフラワーを使ったワークショップも開催。

スマイル食堂では、ナチュラルガーデンを眺めながら食事が楽しめます。スキンケアメーカーならではの美と健康にこだわったメニューも。この日は台湾フェア開催中で、担仔麺(タンツーメン)と縄文ピザをいただきました。

森の工舎にある「蒸留カフェ」では、理科の実験器具などを使って俱多楽湖の湧水で淹れた水出しコーヒーをはじめ、ハンドドリップコーヒー・オリジナル蒸留ドリンクや軽食、スイーツを。一休みしたい時にはぜひ訪れてほしいカフェです。奥のショップにはドライフラワー専用部屋があり、ナチュの森のガーデンで作られたドライフラワーを販売しています。商品を素敵にディスプレイしてある棚などは、学校の廃材を使っているとのこと。

見逃せない「ナチュの森で縄文にであう展」

森の工舎2階で開催の「ナチュの森で縄文にであう展」
北海道の縄文を楽しく知ることができる展示がいっぱい。
ダンボールで再現された竪穴式住居。中に入ることができます。
発掘された貝や魚の骨もわかりやすく展示。
記者発表では、小松社長から「ナチュの森で縄文にであう展」に対する思いが語られました。
白老町で発掘された土器も。

ナチュの森では、3月15日〜9月30日まで「ナチュの森で縄文にであう展」が開催されています。
縄文時代の人々は狩や漁、木の実の採取などをすることで一万年以上もの長い間定住を基本とした生活をしてきました。主に北海道の縄文時代の生活や文化を紐解くことで、はるか昔北海道に生きていた人達へ思いを馳せ、現代にも活かせる知恵があるかもしれません。縄文人の暮らしがイメージできるエリアや創造力を広げるワークショップも企画。夏休みの自由研究にもぴったりの企画展です。

大人も子どもも丸一日楽しめる「ナチュの森」、これから計画する家族旅行のコースに加えてみてはいかがでしょう!

information

【ナチュの森】
住所:北海道白老郡白老町虎杖浜393-12
0144-84-1272
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水・木 ※祝日は営業、年末年始休み
(5/14(火)は臨時休業、5/1(水)・8/4(水)は特別営業)
https://nachunomori.jp

ナチュの森で縄文にであう展 開催概要
2024/3/15(金)~2024/9/30(月)10:00~16:00
入場無料
https://nachunomori.jp/2024jomon

取材/尾崎亜佐子

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