初心者家族も安心!海外旅行の行き先ベスト3|Mart

夫婦の共通の趣味が「海外旅行」ということもあり、子どもたちは生後半年で海外旅行デビューしました。その後も年に1回、多いときは年に3回のペースで海外旅行を楽しんでいます。
数えてみると家族で20回も海外旅行に行っていました!
今回はそんなわが家が、親子での海外旅行ビギナーにも楽しめる旅行先をご紹介します。子どもの知育にもつながる、海外旅行先ベスト3です。

親子で行くおすすめの旅先をご紹介します。

海外旅行の行き先ベスト3

【第3位】船で行く韓国

初めての家族海外旅行におすすめ第3位は韓国です。何といっても、日本からの距離が近いのが魅力ですよね。初めて海外旅行をするファミリーにとって近いほうが安心なはず。同じアジア圏で、文化の違いに驚愕することも少ないので、安心して楽しむことができます。

韓国への交通手段は、あえて「飛行機」ではなく「船」がおすすめ。
わが家は息子が0歳のときにイギリス船でクルージングを楽しみながら韓国へ行きました。
クルージング船内には医療体制が整っており、日本語で受診できるサービスもあるので安心。万が一に備えて、母子手帳のコピーを持っていくといいですよ。

食事を楽しみながらお楽しみも

クルージング中の食事は和洋中なんでも揃っていて、食いしん坊さんには特におすすめ。またこのとき子どもが小さかったので、軟らかい食事が豊富に用意されていて助かりました。
食事のときにはさまざまな特技を持つウェイターさんが席まで来て、楽器を演奏してくれたり、手品をしてくれたり。慣れてきたころにはこどもを抱っこし散歩してくれました。マはデザートまでゆっくり楽しめて、すばらしいホスピタリティでした。

ウェイターさんが散歩に誘いに来てくれました。

本格的なエンターテインメントを満喫

船内では終日、いたるところで本格的なエンターテインメントが繰り広げられています。
バーやラウンジでは生演奏やダンス、シアターでは一流のエンターテイナーによるラスベガススタイルのダンスショーや、コンサート、マジックショーを鑑賞できました。息子も生演奏に身体を揺らしてリズムをとったりしてとても楽しそうでした。

最終日のイベントでは、MCの方に息子が選ばれて登壇。大歓声の観客に笑顔で手を振り、注目の的になりました。
乗船している子どもの数が少ないため、クルーザーはもちろん、一緒に乗船している人たちもみんなが息子を覚えてくれ、すれ違う度たびに名前を呼んでもらえてうれしかったですね。

ウエルカムパーティの様子。

【第2位】ハワイは日本語が通じるので安心!

日本人定番の海外旅行先といったらハワイではないでしょうか。
どこでも日本語が通じますし、観光スポットもホノルルに集まっているので、安心して過ごせます。慣れてきたら、さまざまなアクティビティにチャレンジできるところも魅力です。 わたしたちはイルカと泳いだり、乗馬にもチャレンジしました。

美術館でピクニック

家族では4回ハワイへ行っていますが、中でもおすすめのスポットは「ホノルル美術館・分館」です。美術館ですが、のんびりとピクニックを楽しめる隠れたお気に入りスポット。私が知る限り、ガイドブックに載っているのを見たことはありません。

前に行ったときは観光客の姿はなく、地元の人が3人いるだけのほぼ貸切状態でした。ここが好きな理由は、手ぶらでピクニックが楽しめるからなんです。ピクニック用のお弁当は、館内にあるカフェで購入することができます。

コントラストのはっきりしたハワイの大自然の中で、大きな声で歌ったり、肩車をしたり、ゴロゴロしたり。普段の慌ただしい日常を忘れられる、素敵な時間を過ごせました。広いお庭のあちこちに、アート作品がポツン、ポツン、と置かれているところも楽しい。また遠くにはダイヤモンドヘッドが望めました。

ホノルル美術館・分館でピクニック。

手ぶらできてもバスケットに入ったランチをゲットできます♪

ホノルル美術館で芸術も

ホノルル美術館の本館には、モネやピカソやゴッホなど、世界的に有名な画家の作品が多数あります。日本の浮世絵や現代アートなど、さまざまなジャンルが展示されていたので、家族それぞれ、お気に入りのアートを見つけるのも楽しめそうですね。

【第1位】直行便で行けるイギリス

ヨーロッパは「遠そう!」「高そう!」と初めての家族海外旅行先としては、不向きに感じそうですよね。うちは去年の夏休みにイギリスのロンドンに行って、その概念がひっくり返りました。

実際行ってみて感じた便利さ

1 主要観光先へはロンドンバスで楽しみながらアクセスできる
2 博物館や美術館は無料で楽しめる
3 キッズフレンドリーで子どもたちが自然と現地の人とコミュニケーションできる

ロンドン滞在中、バッキンガム宮殿やビックベンなどの主要観光先も楽しみました。
さまざまな海外旅行先で実は地下鉄が苦手なのですが(薄暗くて陰気な雰囲気なので……)、ロンドンでは2階建ての赤くて可愛いロンドンバスでどこでも行けるのが本当に楽しくて、うれしかったですね。ロンドンバスに乗って移動しているだけでも、ロンドン市内の重厚感たっぷりの景色を眺められ、もう、それだけでも満足できます。

ロンドンバスから眺めるロンドンの美しい街並み。

美術館や博物館が無料!

イギリスでは多くの美術館・博物館の常設展に無料で入ることができるのも嬉しいポイントです。美術館巡りが好きな人には願ったりかなったり!
うちは家族で日本の美術館・博物館によく行くのですが、イギリスでも気になる作品の前で立ち止まったり、しゃがみ込んで、自分の中に何かを落とし込もうとする姿が見られました。

大英博物館で中国の作品を鑑賞しているところ。これが無料とはびっくり。

ロンドンでは大英博物館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、V&A博物館、自然史博物館などを楽しみましたが、どこも入場料は無料でした。ロンドンだけに限らず、イギリス全土でこのような感じというのには驚きです。そんな背景を調べてみると、この制度には、「すべての人が等しく文化に触れられるように」という素晴らしいポリシーがあることを知りさらに感動!

大英博物館の外観。

キッズフレンドリーでファミリーで過ごしやすい

印象的だったのは、イギリス人がとってもキッズフレンドリーだったこと。
宿泊先のドアマンは、お出掛け時・帰宅時に必ず子どもたちとコミュニケーションをはかってくれるし、レストランでもウェイターさんが「どこを楽しんだの?あそこもおすすめだよ」などと話しかけてくれるんです。
観光した先でもロンドン兵の格好をした息子たちを見て「SO CUTE」「一緒に写真撮っていい?」とわが家の息子たちと撮影するために、長蛇の列ができたんですよ。

ウエイターさんと話しているところ。

ドアマンが子どもたちにおすすめの観光先を教えてくれました。

夏の家族旅行に海外旅行に行ってみてください!

さて、韓国、ハワイ、イギリスと、わが家が考える海外初心者家族向け渡航先、ベスト3を挙げてみましたが、興味のある旅行先はありましたでしょうか?
円安が続いてなかなか海外に行くのが割高ですが、海外旅行は家族の絆がより深まって、子どもたちの経験値が上がる、とっても楽しい家族の過ごし方ですよ。
ぜひ家族での思い出づくりに検討してみてくださいね!