「舞台経験を活かして、歌詞の意味まで届けられるアイドルになりたい」

アイドルに再挑戦しようと思ったのはなぜか。

「舞台は舞台の良さがあるんですけど、アイドルのときが等身大の自分に自信を持てていたと思ったからです。しかも、自分がステージで歌って踊って楽しんで、それを見てファンの人たちも楽しんでもらえるのって、すごく幸せなこと。もっと多くの人たちに笑顔を届けられたらいいなと思って、もう一度アイドルに挑戦しようと決めました」

約５年ぶりのアイドル生活は毎日が発見の連続だ。

「初心者の気持ちで毎回ステージに立っています。懐かしい気持ちがあるのと同時に、今回は『KAWAII LAB.』からデビューしたことでイベント規模が経験したことがないほど大きくてびっくりしています。デビューライブから超満員で、ありがたすぎて感情が追いついていきません（笑）。幸せなことづくしです！」

理想のアイドルは？

「舞台を経験したことで、セリフ＝歌詞の意味を届けたいと思っています。前のグループでは、ダンスや歌うことに必死で歌詞の意味を伝えようなんて考えられなかったけど、これからはメッセージを届けて活力にしてもらえるようなアイドルになりたいな。
私がアイドル好きになったきっかけは、乃木坂46さんと欅坂46さんなんです。乃木坂46だと生田絵梨花さん、欅坂46だと平手友梨奈さんが好きでした。表現力がすごすぎて、いまでも現役時代の動画を見るたびにため息が出るくらい素敵だなって思っています」

大好きな白でトータルコーディネート

撮影用に用意してもらった私服は「自分らしさが伝わるファッション」がテーマ。コーディネートのポイントは？

「白い服が好きで私のクローゼットの中は、ほぼ全部白なんです（笑）。撮影をするならフワフワしているのとか、動きがあるものがいいかなと選びました。好きなブランドは『SNIDEL』。デニムだったり、お腹がちょっと見えるかっこいい系だったり、足が見える黒いワンピースも着ています。洋服に合わせて、髪型やメイクを変えて楽しんでいます」

メイクのポイントは？

「私、つり目なんですけど、対称に見えた方が綺麗だと思うので、アイラインを長く伸ばして目頭と目尻の高さが同じになるように引いてます。涙袋も大きく書いて、目の下には絶対ラメ。目が大きく見えるようになります。

チークもポイント。ちょっと火照ってる女子って可愛いじゃないですか？　鼻先に入れるだけでも女の子らしさが出ます。顔全体だと、私の顔は立体感を出すのが大事だと思っているので、ノーズシャドウを入れたり、シャドウとハイライトの使い分けに気をつけています。あと私はイエベなんですけど、ブルベに憧れているんです。ブルベになりたいときは、ブルーの下地やブルーのパウダーを使って、透明感を演出するようにしています！」

profile／白石まゆみ（しらいし・まゆみ）
2000年12月27日生まれ　東京都出身　メンバーカラー：赤
舞台経験が豊富で演技やバラエティもこなすオールラウンダー。メンバーたちからは「いい女」と言われている。

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写真・Takuya Iioka
ヘアメイク・Yuri Ikeda［éclat］
文・Yusuke Koishihara