STORY元表紙モデルが選ぶ「自分らしくいるための最高の10着」!
パリで暮らす知人に会いに行った際、トレンドに振り回されずオシャレを楽しむ彼女の姿に感化され、クローゼットの見直しを決行したと言う、元表紙モデルの稲沢朋子さん。その時、手元に残った服とは?今の彼女を作る最高のオシャレについて聞きました。
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モデル・女優 稲沢朋子さん
38歳の時、本誌の読者スナップに登場。周りをハッピーにさせるBIG SMILEが人気となり専属モデルへ。42歳から3年間カバーモデルを務めたのち、現在は女優としても活躍中。
稲沢さんのムダ買いエピソード
38歳でファッションの世界に飛び込みSTORYの専属モデルになって、あの頃は気持ちが舞い上がっていたんでしょうね。とにかくオシャレをすることが楽しくて仕方がなかった! セールで服を買いまくり、誌面で着用した服をそのまま買い取るなんてこともしばしば。
ノリで買ったものはムダ買いでしたが、その高揚感や挑戦したいという気持ちが当時の私のBIG SMILEの一部になっていたことも事実です。
ただ、循環させることができなかった服は環境にも良くなかった、と断捨離の時にできた服の山を見て後悔しました。その反省も踏まえて50歳からは、自分らしいスタイルを作れる、愛着のある服だけが並ぶクローゼットにしていきたいと思っています。
自分が落ち着く「最高の10着」があれば幸せ!
彼女の目指すところは、〝スーツケースひとつでどこにでも行ける〟ような、身軽な自分になること。子育ても落ち着き、誰かのためでない、自分のためのオシャレを考えてアイテムを厳選できるようになりました。
1.Frank&Eileenのシャツ
その時のトレンドによってサイズ感をチェンジ。
シャツ〈メンズ〉¥42,900(フランク&アイリーン/サザビーリーグ)
2.GUCCIのカーディガン
40代のはじめに一目惚れして購入。
カーディガン/GUCCI (本人私物)
3.CHANELのバッグ
さりげないブランドロゴの存在感と使い勝手の良いポケットの多さが魅力。
バッグ/CHANEL (本人私物)
4.HERMÈSのストール
旅行や冷房対策など通年使えるカシミアストール。最初にカーキを購入。あまりの使い勝手の良さに翌年にネイビーを追加。
ストール/HERMÈS (本人私物)
5.upperhightsのデニム
デニムは微差の更新が大事。
デニム¥28,600(アッパーハイツ/ゲストリスト)
6.INSCRIREのカシミアニット
ボーダーはカシミアでアップデート。
カシミアニット/INSCRIRE (本人私物)
7.RAINBOW SANDALのサンダル
靴¥20,900(レインボー サンダル フォー RHC/RHC ロンハーマン)
8.Sergio Rossiのパンプス
夏に欠かせない一足。フラットでも女っぽいとんがりトウ。
パンプス/Sergio Rossi (本人私物)
9.newnowのオールインワン
合わせる小物次第でカジュアルにもキレイめにも着こなせるスタメンアイテム。
オールインワン/newnow (本人私物)
10.ATONのTシャツ
一度着たら手放せない光沢のある質感と形が優秀。
Tシャツ¥15,400(エイトン/エイトン青山)
<モデル>Tシャツ¥15,400(エイトン/エイトン青山)パンツ¥28,600(アッパーハイツ/ゲストリスト)ベルト¥29,700(プントヴィータ/ガリャルダガランテ 青山店)バッグ¥187,000(J&M デヴィッドソン/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター)靴¥20,900〈レインボー サンダル フォー RHC〉ネックレス[長]¥71,500ネックレス[短]¥43,560バングル¥72,600〈すべてエリッカ ニコラス ビゲイ〉(すべてRHC ロンハーマン)カーディガン(稲沢さん私物)<物>トランク¥396,000(グローブ・トロッター/グローブ・トロッター銀座)
※掲載されているシャネル、エルメスの商品はすべて私物です。ブランドブティックへの問い合わせはお控え下さい。
撮影/渡辺謙太郎〈モデル〉、魚地武大(TENT)〈静物〉モデル/稲沢朋子[身長:165㎝]ヘア・メーク/福川雅顕スタイリスト/石毛のりえ 取材/杉崎有宇子 ※情報は2024年6月号掲載時のものです。
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