【アメリカ大人旅計画】初心者も楽しめるメンフィス・シアトルの旅 ~vol.2~

ーメンフィス編ー

メンフィス国際空港に到着。ブルース、ソウル、ロックの故郷として音楽好きにはたまらないメンフィスは、1935年誕生した「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルヴィス・プレスリーで思い出される方も多いのでは。また1989年ジム・ジャームッシュ監督の「ミステリー・トレイン」という映画の舞台にもなった土地でもあり、その映画には、なんtの若かりし頃の永瀬正敏さんや工藤夕貴さんも出演されています。さあ、vol.2では宿泊先のホテルと観光のメインであるエルヴィス・プレスリーの大邸宅についてレポートしましょう!

vol.1はこちら

ブティックホテル「Arrive Hotel」

今回宿泊したのは、古い歴史的な建物の内部をリノベーションした建物やダイニング、カフェ、ショップ、ギャラリー、オフィスなどが並ぶサウスメインアート地区にあるブティックホテル「Arrive Hotel」。客室数は62室。

Arrive Hotel
477 S Main St, Memphis, TN, US, 38103

ホテル内はモダンなムードで、お部屋はオシャレな映画に出てきそう!なエジプト綿が目に留まったベッド、大理石のバスルーム、Hudson Madeのバスアメニティ、個人的には水場の蛇口やタイルが好み。

朝食はロビーにある「Hustle&Dough」で。焼きたてのパンとコーヒーが自慢!アボガドトーストをオーダーしましたが、ボリューム満点!サクサクとした焼きたてのトーストと〝buttery”(バターっぽい)なアボガドとの絶妙なバランスが美味しさを倍増させ、カフェラテと最高の相性です。他にもホットサンドイッチやチップスなども人気。

夕方からカクテルを飲む人がチラホラ現れるロビーバー「Bar Hustle」は、アットホームなムード。アメリカ初心者としては、旅先でのバーは安全とか安心を確保したいところですが、ホテルのバーはそういう意味では利用しやすさ№1。地元の人だけでなく、旅人との情報交換の場にもなります。

メンフィスを訪れたら、名所「グレイスランド」へ

エルヴィス・プレスリーが22歳の時(1952年)に購入した大邸宅を毛見学。玄関の白い支柱が特徴的なコロニアル建築と呼ばれるもの(アメリカやイギリスの植民地時代の建築様式や家具などを模倣したスタイルのこと)。

 

ダイニング、リビング、ビリヤードルーム、ベッドルームなどこんなに豪華なお屋敷を、若干22歳の若者が手に入れるなんて……世界的に有名になったスピードもスケールも予想をはるかに超えたものです。

Graceland
3734 Elvis Presley Blvd, Memphis, TN, US, 38116
(901) 332-3322

彼の自宅やプライベートジェット、生前所有していた20台以上の車やオートバイがある自動車博物館など……音楽だけではない、彼の人生の背景を知ることができます。ひとりのトラックドライバーの青年が、音楽ひとつで世界で成功するというアメリカンドリームは、日本では考えられないスケール感!驚きは続きます。Vol.3へ。

取材/髙橋奈央

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