「夏に肌が乾燥してしまう」大人が増加中!?【簡単チェックテスト5つ】

湿気や汗のせいで肌が乾燥していることに気づかない、知らないうちにインナードライになる人が多い夏。強い日差し、紫外線、エアコンの冷気、汗による刺激、また、皮脂が多く出ることによる酸化が夏老化を加速します。夏枯れして力を失った肌にはまず保湿!シンプルで効果的なケアで乗り切れます。

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汗をかいて湿っているのに中はカサカサ。その原因は?

夏の肌は汗などで表面が湿っている状態で、決して潤っているということではありません。気温が高いと“温熱ストレス”が起き肌の皮脂量が増えますが、皮脂の水を抱える役割はわずかです。

また、エアコンで皮膚の温度が下がると、顆粒層の間のタイトジャンクションが弱くなり隙間ができて、そこから水分が外に出やすくなりますし、汗の刺激で気づかない軽い肌荒れを起こすことも多いのです。

そのような環境ストレスによってバリア機能が弱まっている夏の肌は、強い紫外線によって皮脂が酸化して肌老化が進み、“夏枯れ肌”に。さらに暑さによる寝不足や過度な洗顔なども追い打ちをかけてしまうのです。

こんな肌状態だったらあなたはインナードライ!チェックテスト

☑︎汗をかいていない状態で、洗顔後にピキッパキッとした感覚が肌にある
☑︎皮脂が多くテカつき、毛穴が目立つが乾燥する
☑︎肌の脱水状態!夕方になるとしぼんだ印象になり、シワが目立ってくる
☑︎角層が厚ぼったく肌がゴワゴワする
☑︎肌がくすんで見える

だから【外からだけでなく肌の中から水分を増やすことが大事】

①ピーリングなどの【角層ケア】で代謝アップ
②化粧水の後に【潤いの蓋】を必ずする
③【炭酸ケア】で血流を上げ肌内水分アップ
④メイクを崩さないための【効果的なベース作り】
⑤【インナーケア】はセラミドサプリを

お話をお聞きしたのは

銀座ケイスキンクリニック院長/慶田朋子先生

豊富な知識に加え、常に新しい知識を蓄積。正しい診断をもとに、患者さんのライフスタイルに沿った助言が絶大な信頼を得ている。テレビ番組での分かりやすい解説も人気です。

2024年『美ST』8月号掲載
取材/大佛摩紀、平井ゆみ 写真/PIXTA 再構成/Bravoworks,Inc.

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美ST