【大人の尿もれ】40代50代の悩みを座談会で語ってみたら…【あるある】
尿もれが不安でグレーのボトムスを避けていませんか?共感と安心が詰まったリアルな声と最新対策を知れば、今日から前向きになれるはず!
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“尿もれは代表的な更年期症状のひとつ。誰にでも起こり得ることなんです”

左:Y.Sさん・44歳(医療関係)
【最初は症状があっても「これが世にいう尿もれなのか?」とよくわかっていませんでした】
一男二女の母。子宮頸がんの手術を経験後、尿もれの量や臭いが気になり始める。フェムケアや薬膳などに積極的に取り組むものの尿もれ対策は手つかずの状況。
真ん中:C.Fさん・50歳(主婦)
【子どもから誘われてもトランポリンでジャンプ!は、尿もれが怖くてできません】
妊娠中も運動を継続し骨盤底筋を意識していたが、出産直後から尿もれを体感。やがて収まるが、40代後半から尿もれの頻度が増えてきて戸惑う9歳女児の母。
相談に乗ってくれたのは…

花王サニタリー事業部ロリエ担当
花王ロリエブランドの中でも軽失禁に向けた吸水ケア品がメインのご担当。尿もれに悩む大人女性に向けたFemCare LABというサイトの運営も手掛け、尿もれに深い見識を持つ。
生理の話題のようにオープンに尿もれも情報交換できれば
C.Fさん(以下C):出産直後は下り坂で少し力を入れて歩いた程度でもジワッと出てしまい、これが尿もれかとショックを受けた記憶があります。しばらく落ち着いていたのに、ここ数年頻度が増えてきたので、産後と今起きている尿もれの原因は違うのかなど知りたいです。トランポリンや、エアロビのジャンプは尿もれが怖くて飛べません。
山舖さん(以下山舖):トランポリンで出てしまう方は本当に多いです。
Y.Sさん(以下Y):私は3人目の出産のときに尿もれのようなものを意識し始めたのですが、当時はあまりよくわかっていなくて吸収すれば何でも良いかと思い生理用品やおりものシートで対処していました。子宮頸がんの手術をしてから尿もれの頻度が増えてきたのでCMで見た吸水ケア品を使い始めたんです。
C:私も当初はおりものシートを代用していたんですが、頻度と量が増えてきたので最近は吸水ケア品を使っています。それでも不安なのでグレーのボトムスは避けてしまいます。
Y:私が一番困っているのは臭いかもしれません。外出中に臭いが不安になり始めると負のスパイラルになってネガティブな気持ちに。
山舖:吸水ケア品は尿独自の臭いに対応した消臭機能が付いている点がおりものシートとは違い、気になる臭いも安心です。

C:友人がピラティスを始めたら尿もれが改善されてきたらしく、骨盤底筋を鍛えるのは良さそうですね。
山舖:骨盤底筋が弱ることも、尿もれの原因になりますね。更年期は女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少するために筋力量が減少します。同時に代謝が落ちることで太りやすくなり、肥満による骨盤底筋の負担増によって尿もれにつながってしまうんです。
C:やっぱり女性ホルモンが関係しているんですか?
山舖:女性ホルモンの減少が尿もれに大きく影響すると言われています。
Y:更年期と尿もれに関係性があるとは、気持ちが軽くなりました!
山舖:尿もれは更年期に起こりやすいことなど正しい知識を今後も発信し、より情報交換しやすいテーマになると良いと思っています。
2025年『美ST』6月号掲載
撮影/杉本大希、財津裕也 取材/菊池真理子 再構成/Bravoworks,Inc.
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