シンプルな白いドレスと、お色直しはココアブラウン!ブーケのセンスも参考になる♡【結婚式レポ】
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結婚式は、一生に一度の大切な節目。会場やドレス、演出から引き出物の選び方まで、先輩花嫁ならではの視点と経験がたっぷり詰まったインタビューをお届け!CLASSY.カップルズ・植田舞さんの結婚式をご紹介する連載第2回は【ドレス・ブーケ編】。自分らしさを詰め込んだドレスとの出会いや、ドレスとの一体感を意識したブーケとの出会いについて聞きました。

◾️Profile
植田 舞さん/悠太郎さん(29歳・商社/30歳・IT関連)
東京都在住。2023年9月、熱海旅行中に夫である悠太郎さんからのサプライズでプロポーズを受け、婚約。2024年3月9日に入籍。入籍日は、「サンキューの日」と覚えやすい日を選んだそう。
ふたつのドレスで表現した“私らしさ”
ドレス選びは、東京・広尾にあるレンタルドレスショップにて。ファッションへのこだわりが強い舞さんにとって、理想的なセレクトと出会える場所だったといいます。
「自分好みのドレスがたくさん揃っていたのはもちろんですが、何より感動したのはスタイリストさんのセンス!私の雰囲気や好みをすぐに汲み取って、まさに『こういうのが着たかった』というドレスを提案してくれたんです。もう、神としか言いようがなくて(笑)、この方からドレスをお借りしたいと思ったのが、決め手になりました」(舞さん)
1着目は、ミニマルで洗練された「NEWHITE」のドレス
最初のドレスに選んだのは、のF.B.DRESS。
パレスホテル東京といえば、華やかでボリューム感のあるAラインドレスを思い浮かべる人も多いですが、舞さんが選んだのはあえて真逆の、シンプルでストレートなシルエット。
「自分らしくありたいという想いが強くて、前から『シンプルなドレスが着たい!』と決めていました。ミニマルだけど洗練されていて、ファッションとしても素敵。試着したときのフィット感と、クレープ素材の美しさに惹かれて、このドレスに即決しました」(舞さん)
スレンダーといっても、シルエットやディテールはさまざま。その中から、自分らしさが感じられる一着に出会えたことが、何よりの喜びだったそうです。
カラードレスは一変、大胆に印象を変える1着を
お色直しで選んだ2着目は、のLuna。
カラードレスでは、1着目と真逆のボリューミーなシルエットで、華やかさを取り入れたそう。

「正直、最初は『自分っぽくないかも…』と思っていたんです。でも、一緒に試着に来てくれた母と妹が目を輝かせて『舞!これだよ!』って激推しされて。笑 それで着てみたら、『あれ?意外と華奢に見える…!』って、印象が変わったんです」(舞さん)
色味はココアブラウン。甘すぎず大人っぽさもあり、かわいさと上品さを両立した絶妙なカラー。
普段はあまり選ばない色味やデザインだったそう。でも、家族の気持ちを受け取り、その想いを大切にして選んだ一着。舞さんのこだわりと家族の気持ちが重なった、特別なドレスになりました。
「着たいと思っていたドレスが似合わなかったり、意外なデザインがハマったり…ドレス選びは新しい発見の連続でした。たとえば、普段から好きなベージュ系や首が詰まったデザインが自分には合わなかったり、意外とボリュームドレスが着こなせると知ったり。試着してみて初めて気づけることが本当に多かったです」(舞さん)
アクセサリーは「A.B.ELLIE」で、スタイルごとにチェンジ
ドレスだけでなく、小物選びにも舞さんならではのこだわりが。
挙式・披露宴・お色直しでそれぞれ雰囲気を変えるため、アクセサリーはNY発のブランドで統一しながら、ドレスごとにセレクトを変えたといいます。
「挙式では、天然のパールを使ったミニマルでモダンなピアスを。顔まわりでゆらゆら揺れるパールが上品で、控えめながらもしっかりと存在感がありました。カラードレスには、フラワーモチーフの大ぶりのゴールドピアスを合わせて、挙式からの雰囲気をガラッと変えました」(舞さん)
また、ベールは「NUMBER5」で購入した、シンプルな2.5m丈のロングベールを選び、洗練されたスタイリングをさらに引き立てました。
ドレスとの一体感を意識した、ウェディングブーケ
フローリストは、洗練された世界観が魅力のフラワーアーティストに依頼。
特にこだわったのが、ウェディングブーケでした。
「スレンダーラインのドレスだったので、ボリュームを出しすぎず、ナチュラルでありながらも動きのあるデザインにしたかったんです。ドレスのシルエットを邪魔せず、引き立てるようなバランスにこだわりました」(舞さん)

事前に使いたい花の希望を伝え、仕上がったのは、モダンでほんの少し個性を効かせたブーケ。
中でも印象的だったのは、深みのある赤紫色の小花。White & Green だけでは表現できない奥行きと、大人っぽさをプラスするアクセントとして取り入れたのだそう。
「この色味を入れたことで、ブーケ全体がきゅっと引き締まって見えて、自分らしいスタイルに仕上がったと思います」(舞さん)
使用した花材は、カラー(White)、胡蝶蘭、アマランサスなど。
「すべてが絶妙なバランスで調和した、まさに自分らしさが表現された一束になりました」(舞さん)
お色直しのカラードレスに合わせたブーケは、特に悩んだという舞さん。
「ドレスはボリュームのあるチュール素材だったので、ブーケは花の輪郭がはっきりしたものにして、ふんわり感を引き締めてくれるようなスタイリッシュな雰囲気にしたかったんです」(舞さん)
そこで選んだのは、個性の光るシンビジウムを2本だけ持つという、あえてミニマルで大胆なスタイル。
「シンプルだけど印象に残る、そんなブーケに仕上がったと思います」(舞さん)
ヘアチェンジでも「その瞬間だけの私」を表現
衣装と同じくらい大切にしたのが、ヘアスタイル。
「衣装だけでなく、ヘアスタイルにもその時だけの私を込めたい」という想いから、挙式、披露宴、お色直しと、それぞれのシーンに合わせて大胆にヘアチェンジを行いました。
「ヘアスタイルを変えることで、同じ人でも全然違う雰囲気を楽しめるのが面白いなって。自分らしくありながら、来てくれたゲストにも楽しんでもらえるように意識しました」(舞さん)
▶︎次回の【演出・ムービー編】では、ゲストとの距離感を大切にしたサプライズ演出や、自作と外注を活用したムービーへの工夫をたっぷりとお届けします。ぜひチェックしてみてください!
取材・編集/藤井由香里