©Takuya Iioka／光文社

4人組ガールズグループExWHYZ（イクスワイズ）のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第18回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。“自分” ってなんなのでしょう。

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自分自身を信じるなんてやっぱ無理、日々変わっていってるし。
「自分とかないなー」って思って生きてきたけど、

　自分はどうしたいの？
　これからどうしていきたいの？
　全部自分で決めるんだよ？
　どうすんの？

っていう問いの重みをどんどん感じるようになってきたから、思い切って「自分ってあるかも」っていう姿勢で物事と向き合うことにした。

けど、やっぱ無いかもしんない！！！！！！
わかってないだけ？
心はあるんだけど。。。。

自分ってものに従って生きるのは難しい（変わっていく不安定な存在だから）、ただその瞬間ごとに自分はどの手を使うか？って選択をしていくだけだよね。
その選択をするのに役立つのが心なのかもね。
それでよかったのかよ。

自分なんて別に信じられなくてもいいや。
自分があるんじゃなくて自分がやったことだけがある。
目の前にあるものが好きだったら嬉しいな。

わたしの場合は “自分” がわたしの行いについて過剰に考えて責めてしまう部分があるから、
自分なんてものはない→わたしの行いの善し悪しを自分が過剰に裁かなくてもいい
って考えたらもう少し今に没頭できそうだ！

　あの時代は大変だった
　こういう時代だった

ってあとから形容できるものだし、
それがよかったかどうかなんて今決めることじゃなくて、のちのち勝手に決まっていくことだよね（良い方にしようと動けるのは今だけど）。

結果を急ぐのはもったいないな！
でも本当は期待なんかしたくねーな！
だるいし！
でも期待くらいしないと過程は乗り越えられないよな！

今を重ねていこうねー。

©mayu／WACK、光文社