【ILLIT】TWICEカバー曲も披露!初・日本コンサートレポート〜コメント全文〜
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2025年8月10日の神奈川公演から、日本で初の単独公演「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」をスタートしたILLIT(アイリット)。JJnetでは、8月10日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された初日公演に潜入。新曲初披露やTWICE、あいみょん、松浦亜弥のカバーまで盛りだくさん。メンバーのコメント全文を含め、全12曲を歌い上げた公演の様子をレポートします。
ILLIT
ENHYPENが所属するBELIFT LABが初めて手がけたガールグループ。2023年6~9月に全世界182の国と地域で放送されたJTBCサバイバル番組『R U Next?』を通して、YUNAH(ユナ)、MINJU(ミンジュ)、MOKA(モカ)、WONHEE(ウォンヒ)、IROHA(イロハ)で結成された、日本人メンバー2人を含む多国籍5人グループ。
満員のGLLIT(ILLITのファン)で埋め尽くされたぴあアリーナMM。会場がブルーのペンライトで輝く中、メンバーの登場を今か今かと待ち侘びます。開演時間になると、学校から走って出てくるようなVCRが流れ、メンバーが登場。ピンクのキラキラとしたセットアップに白タイツというキュートな衣装で、一曲目の「Billyeoon Goyangi」から、ILLIT初の日本単独公演「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」がスタートしました。

続く「Tick-Tack」のアップテンポなパフォーマンスで会場の熱気を一気に引き上げたILLITは、MCで一人ずつ挨拶。「ついに日本でGLITTER DAYができてとっても嬉しいです!」とMOKA。WONHEEは「アリーナのみなさん~!2階の皆さん~!3階の皆さん~!4階の皆さん~!今日はとっても嬉しいです。盛り上がりましょう」と会場のすみずみまで呼びかけます。
MOKA「楽しみにしてくださったぶん、今日は特別な日になると思います。日本で開催されるILLIT初めての単独公演で、GLLITと一緒に私たちの夢を叶うことができて本当に幸せです。魔法のようなキラキラした時間にしたいという気持ちを込めて、GLITTER DAYという名前をつけてみたんですが、どうですか。皆さんの目が本当にキラキラしていて、すごく嬉しいです」
特別な授業でコラボカバー続々!
MCにみんしるさんを迎え、特別な授業をテーマにしたコーナー「ILLIT CLASS」がスタート。メンバーが学校の机と椅子に座って、音楽に関する絵文字クイズに挑戦。正解したメンバーが各楽曲のポイントダンスを披露するという企画で、IROHAがSEVENTEENの「THUNDER」、YUNAHとIROHAがMEOVVの「HANDS UP」、WONHEEがHANAの「ROSE」、MOKAがJ-HOPEの「Killin’ It Girl」などのカバーダンスを披露。

YUNAHはデビュー曲「Magnetic」を披露し、さらにTikTokで話題になった”かわいいver.”のダンスも披露。これは、元アイドリングでダンス講師の河村唯さんがSNSで披露している振り付けで、YUNAHが大好きなのだそう。
>> 河村唯さんによる「Magnetic」かわいいver.はこちら。
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サプライズゲストの乃紫さんが登場!
クイズの最終問題の答えは、シンガーソングライター乃紫(noa)さんの「全方向美少女」。ここでまさかのサプライズゲストとして、乃紫さんが登場しました。

「もともと『R U Next?』の時から応援している大ファンです」と乃紫さん。そんな乃紫さんは、ILLITの日本1st Single「時よ止まれ」の収録曲「Topping」の作詞・作曲(トップライン)を手掛けた存在です。
乃紫さん「5人が持っている可愛さや、それぞれの輝きが出せる曲を精一杯作りました。皆さん、曲ご協力でとってもいい曲になったので、お楽しみに!」
MOKA 「普段から私たちも乃紫さんの曲をたくさん聞いていたので、今回、一緒に制作をすることができて、本当に光栄でしたし、実りある素敵な時間でした」
乃紫さん「ILLITの皆さんは、“正面で見ても横から見ても下から見てもいい女”の5人組。日本デビューしてくれて本当に嬉しいです。そんな全方向美少女のILLITのために一曲歌いたいと思います!」
そう言うと、乃紫さんが「全方向美少女」を生歌唱。続いて、ILLITと乃紫さんの6人で、新曲「Topping」の初披露が行われました。最後は「ありがとうこざいました!」と乃紫さんとMOKAが手を取り、お辞儀。スペシャルなステージに、温かい歓声が送られました。
「Lucky Girl Syndrome」で客降り
VCRが流れた後、「Lucky Girl Syndrome」のイントロが鳴り響くと、会場は大歓声に包まれました。どこから出てくるの!?とGLLITがドキドキしていると、なんとメンバーがアリーナ客席からサプライズ登場。

ブルーとホワイトの制服風衣装に身を包んだメンバーが、GLLITの間を通りながらステージへ。至近距離でメンバーを見ることができたGLLITはとてもラッキー!
GLLITと絆を深めたカバーソング
続くコーナーでは、GLLITから寄せられた「アンラッキーだった瞬間」にILLITがポジティブな必殺技を伝授。
好きな先輩と好みが合わないという悩みには、YUNAHがアンサー。「好みが合わなくても、好きな気持ちが本物なら、お互いに寄り添っていける」と力強く語り、あいみょんの「君はロックを聴かない」をクールにカバー。あまりの格好よさに、終わるとメンバーが口々に、YUNAH先輩ー!と駆け寄ります。YUNAHは「YUNAH先輩と呼んでください~!(笑)」と得意気。
IROHAは、焦って失敗してしまうという悩みに「好きなことをやって嫌なことを忘れよう」とアドバイスし、E-girlsの「DANCE WITH ME NOW!」をキレのあるダンスで披露。途中からマイクを置き、全力のダンスブレイクで魅了。MINJUは「ダンス一番、ロハちゃん!」と絶賛。

WONHEEは「気になる子と一緒に帰れなかった」という悩みに、松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」を熱唱。WONHEEのキュートな雰囲気にぴったりの楽曲で、会場は大盛り上がり。YUNAHは「桃の中で最高の桃です」 と大絶賛。
IROHA「GLLITたちの話を聞いて、もっと仲良くなった気がします」
MOKA「ポジティブな必殺技でみんなが元気になれるように、これからも頑張ります」
WONHEE「GLLITの悩みは、私たちとリトルモンスターが全部食べ尽くします。GLLITには幸せだけでいてほしい気持ちで準備した曲です」
そう話し、次の楽曲「litte monster」へ。6月リリースの新アルバム『bomb』の収録曲です。
「Magnetic」にTWICEカバーも!

VCRを挟んで、白とピンクのセーラー服風の衣装に着替えたメンバーが再びステージに登場。「My World」、そしてデビュー曲「Magnetic」を披露。久しぶりに披露された「Magnetic」に会場は大喜びで、掛け声(ファンチャント)もばっちり決まりました。
ライトスティックのウェーブに挑戦し、MCへ。
WONHEE「私は急に気になることがあります。メンバーのみんな、愛ってなんだと思います?」
MINJU「YUNAHさん、愛ってなんだと思いますか?」
YUNAH「うーん。What is Love?」
そしてTWICEの「What is Love?」のイントロが流れると、会場は驚きと喜びでいっぱいに。さらに、初めて披露される「oops!」も続き、会場の熱気はますます高まります。
名残惜しい雰囲気の中、最後の挨拶へ。
YUNAH「時間が来てしまいました。最後の挨拶をしなければなりません…」
MOKA「名残り惜しさがないくらい、お互いに幸せいっぱいの時間を作れたかなって思います。今日は本当に本当にいい思い出になった一日だと思います」
WONHEEは「GLLITの応援さえあれば、いつでも戻ってくれるんだよ!」と4回繰り返し、アンコールへの期待を膨らませます。
本編のラストは、7月にMVがリリースされたばかりの新曲「jellyous」。超高速ステップの激しいダンスをやりきり、大歓声と拍手の中でステージを終えました。
【コメント全文】アンコールステージ
力強いアンコールを受けて、再登場したILLIT。今回の公演グッズであるベビーピンクのTシャツ姿でまずは「Almond Chocolate」を披露し、感謝の気持ちを込めて一人ずつ挨拶。「GLLITのアンコールの声を聞いて、出ないわけにはいきませんでした」とYUNAH。日本語でGLLITへの想いを語りました。

YUNAH「日本語がまだあまり上手ではなくてごめんなさい。今日、私のつたない日本語にも一生懸命歓声を送ってくれたGLLITのみんな、本当にありがとう!まだまだ未熟なことがたくさんあるけれど、今日もGLLITのおかげで、また一歩、成長できた一日になりました。いつも私たちを成長させてくれてありがとう。そして今日は一緒に楽しんでくれて、本当にありがとうございました」
WONHEEは、小さく折り畳んだメモを広げて読みながらコメント。
WONHEE「まずは日本で初めての単独コンサートができて、本当に嬉しいです。私たちに会いに来てくださって、本当にありがとうございます。次はもっとレベルアップした日本語で、GLLITのみんなを喜ばせたいです。私に忘れられない思い出をプレゼントしてくれて、本当にありがとうございます」
MINJU「今日、GLLITの皆さんから本当にたくさんの感動をいただき、とても幸せでした。忘れられない思い出を作ってくれてありがとう。これからも、GLLITとILLIT、もっともっと素敵な思い出を作ろうね。どこにも行かないでね。愛してる」

IROHA「GLLIT!今日一日どうでしたか?こんなにたくさんのGLLITと、すごく楽しい時間を過ごして、とても幸せでした。正直、こうしてILLITだけの公演をしたことがあまりなかったので、たくさん緊張もしましたし、その分、頑張って準備をしてきたんですけど、このように一緒に楽しんでいただけて、ILLITとGLLITが一つになって最高のステージを作れた気がします。本当にありがとうございます。今日が、GLLITにとって、またILLITに会いたいなと思える日になっていたら嬉しいです。これからももっと頑張って、もっと成長していく姿をお見せするようにするので、たくさんの応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」
MOKAは涙ぐみ、言葉につまりながらコメント。
MOKA「今日の公演をする前から、正直昨日から本当に緊張していて。昨日リハーサルをしたときにも、この会場が本当に広くて、4階まであって、そこに人が全員入ると聞いて、なんかドッキリかな?って本当に信じられなかったんです。けど、こんなにたくさんの人が私たちの初めての単独公演を見に来てくれて、心から私は幸せ者だなと思いました。今まで応援してくれて本当にありがとうございます。私たちはこれから日本デビューをついにできるので、これからはもっと日本に来て活動ができると思います。これからの日本での活動も、応援してくださると嬉しいです。ありがとうございました!」
アンコールの締めは「I'll like you」
楽しいアンコールの時間もいよいよ終盤。メンバーは会場のGLLITのみんなと記念撮影を終え、最後の曲へ。
「最後のステージはみんなで作るステージにしてみました」とYUNAH。MOKAが「GLLITの皆さん、一緒に歌う準備はできていますか?」と呼びかけると、スクリーンに「I’ll like you」の歌詞が映し出されます。
WONHEE「楽しんで歌ってください~!」
YUNAH「もうすぐ新しいシングルで戻ってくるので、少しだけ待っていてください」
ILLITとGLLITが一緒に「I’ll like you」を熱唱。アンコールがあまりにも盛り上がり、「これで終わるのは寂しいよね!」と、なんと「I’ll like you」をもう一度披露。メンバーはステージの端から端まで行ってGLLITに愛を送り、大盛況のうちにステージを締めくくりました。
ILLITとGLLITの絆がより一層深まり、忘れられない一日となった「2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN」。この熱気は、この後の大阪公演へと続きます。

(P)&(C)BELIFT LAB Inc.
取材・文/高橋智子 編集/齋藤菜月