&TEAMの結成3周年を記念したファンミーティング『&TEAM 3rd Anniversary [縁 DAY]』が、2025年9月2日、3日にぴあアリーナMMにて開催されました。JJnetでは、9月3日の夜公演に潜入。10月末に決定した韓国デビューのニュースから、メンバーのパフォーマンス、トーク、ゲーム企画など盛りだくさんなイベントの様子をお届けします。

＆TEAMが結成された2022年9月3日から、ちょうど3年を迎えたこの日。3年目となるアニバーサリーイベント「縁 DAY」の最終公演に、会場いっぱいのLUNÉ（ルネ／＆TEAMのファンネーム）が駆けつけました。開演時間の19時を迎え、楽曲「W.O.L.F. (Win Or Lose Fight)」からスタート。続く「Run Wild」では、LUNÉの大きな掛け声が会場を包みます。

BTSのカバー曲「MIC Drop」では、炎の演出と共に激しいパフォーマンスを披露。EJが思わず「あちぃ」、Kが「『縁 DAY』で一番汗をかいている」とコメントするほど、熱気あふれるステージで会場をどんどん盛り上げていきます。

TAKI「今日は怪物が出そう」

FUMA「LUNÉの皆さんに見せたいものが多すぎて。セットリストもスタッフの皆さんとひとつひとつ考えて一緒に作り上げたのですが、オープニングから皆さんの笑顔がたくさん見えて、めちゃくちゃテンションが上がっています」

TAKI「今日は自分の中の何かが、怪物が出そうです」

多彩なカバーステージが開幕

続けて披露されたのは、個性が光るスペシャルなカバーステージ。

まずは、EJ・NICHOLAS・JO・HARUA・TAKI・MAKIの6名によるワン・ダイレクションの「What Makes You Beautiful」。アップテンポで&TEAMの雰囲気にぴったりの楽曲です。EJ、JO、TAKI、MAKIの4人が黒縁メガネをかけたのもユニーク。

MAKI「All That Matters」（ジャスティン・ビーバー）

MAKIは、ジャスティン・ビーバーの「All That Matters」を熱唱。この曲を選んだ理由は、MAKIの大きなLUNÉへの愛です。

「『All That Matters』は『君だけが重要だ』という意味。LUNÉが一番僕にとって大事なんだよっていうのを伝えたくて、この曲を選びました」

FUMA「I LOVE YOU」（尾崎豊）

FUMAがスタンドマイクで歌い上げたのは、尾崎豊の「I LOVE YOU」。

「本当に3周年という特別な日に、僕が伝えたかった『I LOVE YOU』をLUNÉの皆さんに伝えることができて泣きそうでした。滅多に泣かないのですが、それだけ感動をもらったし、僕も感動を届けられたんじゃないかなと思います」

本番10秒前までスマホで聴き込むほど緊張したという裏話も明かしました。

YUMA「You were Beautiful」（DAY6）

YUMAは、DAY6のロックバラード「You were Beautiful」を披露。

「韓国のヘアメイクさんに『その曲似合うね』と言ってもらったことも、自信につながりました」

K・JO「Lose so sweet」（嵐）

KとJOは嵐の「Lose so sweet」を、ドラマ『花より男子』の世界観で披露。

JOが「1日目は手がこんなに震えていた」と緊張を明かすと、Kは「JOが笑えてなくて、『涙ぐむ…』という歌詞の通り、本当に泣きそうになっていました」と暴露。

さらに、Kは「僕のお姉ちゃんが『花より男子』にエキストラで出ていたので、縁を感じました。でも、探さないでね！」と話し、会場を笑わせました。

NICHOLAS「Summer (Feat. BE'O)」（ポール・ブランコ）

NICHOLASは、ポール・ブランコの「Summer (Feat. BE’O)」でクールなラップを披露。ポール・ブランコ本人がInstagramでメンションしてくれたという嬉しいエピソードも報告しました。

TAKI「スパークル」（RADWIMPS）

TAKIは、星空や雲が演出された幻想的なステージで、RADWIMPSの「スパークル」を歌唱。歌の最後には「ずっと一緒だよ」という言葉も。

「大好きな曲で、心の底から楽しかったですし、＆TEAMとLUNÉはどこ行っても離れないという意味も込めて、最後の言葉（ずっと一緒だよ）も伝えられてよかったです」

EJ・HARUA「カブトムシ」（aiko）

EJとHARUAは、aikoの「カブトムシ」をデュエット。ピュアな愛をLUNÉに届けました。

「EJくんと二人で歌うことが決まった時、僕たちならまっすぐな愛を伝えられるんじゃないかなって思ったんです」とHARUA。

「素直で純粋で甘酸っぱい愛を歌う『カブトムシ』で、LUNÉの皆さんにまっすぐな気持ちを伝えたかったんです」

この楽曲のファンだというJOは、「2人の声で聞いて、本当にうるっときちゃった」と絶賛。

K・FUMA・YUMAのヒップホップステージ

カバーステージの最後を飾ったのは、K、FUMA、YUMAのヒップホップトリオ。ミムズの「Like This」、ジャスティン・ビーバーの「Come Around Me」、林和希の「WOW」を披露し、クールで妖艶なパフォーマンスに会場の温度が急上昇。

「練習生の時のように、またヒップホップをやりたいという目標を叶えられて嬉しかった」とK。

シースルーのシャツを脱ぐセクシーな振り付けに、MAKIが「FUMAくん、あれ見えてましたよね？」とコメント。FUMA、YUMAが「早着替えのため」と照れたようにコメントするなど、メンバー同士の仲の良いやりとりも会場を盛り上げました。

「以心伝心ゲーム」で私生活がチラ見え

続いて行われたのは、メンバーが3チーム（赤、白、青）に分かれて挑戦する「以心伝心ゲーム」。チーム内で答えが揃うように競い合うもので、「おにぎりの具といえば？」「気分を上げたい時に聞く&TEAMの曲は？」「休日に3人で出かけるなら？」などのお題に回答。メンバーの私生活が垣間見える時間となりました。

負けた白チームのNICHOLAS・FUMA・JOには「全力で自分の魅力を30秒アピール」という罰ゲームが。NICHOLASはデビュー当時の自己紹介「クールでホットなNICHOLAS」を披露し、FUMAは歌唱力でアピール。JOは「魅力ですから！」と得意げにモデルウォークを見せ、Kは「3年前はそんなこと言わなかったのに」とJOの成長に感慨深げな様子でした。

100日間密着番組がスタート

イベント中には、日本テレビで&TEAMの100日間密着番組がスタートすることも発表されました。Huluでは特別版の配信も。

FUMAが「シャワーを浴びる時もカメラが…ごめんなさい嘘ですね」と冗談を言うと、JOは「いつもと少し違った姿をお見せできるんじゃないかな」と期待を煽りました。

バンドメドレーで＆TEAMの魅力全開

後半では、5曲のバンドメドレーで＆TEAMの楽曲「Go in Blind (月狼)」「Feel the Pulse」「バズ恋 (BUZZ LOVE)」「オオカミ系男子」「Wonderful World」を披露。途中メンバーはトロッコに乗ってアリーナをめぐり、LUNÉに大接近。

最後にメンバー全員で手を繋いでお辞儀をし、「ありがとうございました」と感謝を伝え、イベント本編は終了しました。

韓国デビュー決定！「韓国の音楽番組で1位を」

アンコール待ちの会場のスクリーンに、オーディション番組から現在までを辿るVCRが流れ、映像の最後に「Japan to Global」の文字が映し出されるとともに、韓国での正式デビューが発表されました。10月28日に「Back to Life」で韓国デビューを果たすことがわかると、会場は大歓声に包まれました。

サプライズ発表後、縁 DAY公式グッズのユニフォームシャツを着用して再び登場したメンバーは、オーディション番組のシグナルソング「The Final Countdown (&TEAM ver.)」を披露。

EJが「LUNÉのみなさんに伝えたいことがある」と話し、メンバー全員から、４ヶ国語でメッセージを届けました。

FUMA「まずは今日、縁 DAYに来てくださり本当にありがとうございます。LUNÉの皆さん、韓国デビューです！ここまで来ることができたのは、LUNÉの皆さん一人一人の力があったから、応援があったから、愛があったからです。僕らが一つになって、ここまで来ることができました。でも、ここで終わりじゃないのは、LUNÉの皆さんも知ってますよね。

僕たちはLUNÉの皆さんとどこまでも羽ばたいていきたい、そんな僕たちが韓国デビューをすることになりました。いつも近くで支えてくださるスタッフの皆さん、家族、メンバー、そしてLUNÉの皆さんに心から感謝します。これからもずっとついてきてくれますよね。僕たちを信じて、どこまでも一緒に羽ばたきましょう」

EJ「皆さん、＆TEAMが韓国デビューすることになりました。 長い間、韓国のデビューを待ってくださったLUNÉの皆さんのおかげで、こうして実現できました。今回の韓国デビューを新たなスタートとして、＆TEAMの魅力をさらに広い世界へ、もっと遠くへ届けられることを願っています。これからも皆さんと一緒に歩んでいきたいです。

一生懸命に努力してきたので、もう少しだけ待っていてください。＆TEAMの応援をどうぞよろしくお願いします！」（韓国語）

MAKI「韓国でのデビューを発表できることになり、とてもワクワクし、嬉しく思います。この3年間、僕たちは本当に一生懸命努力してきました。それは、いつも応援してくれる皆さんの支えがあったからそこです。この場を借りて世界中のファンの皆さんに心から感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございます。

僕たちが世界で活躍するグループになるための大きな一歩だと信じています。これから楽しいイベントがたくさん待っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。愛しています！」（英語）

NICHOLAS「韓国でのデビューは、僕たちにとって新しいスタートです。これは決意であると同時に、これまで追いかけてきた夢でもあります。

僕たちは、音楽、パフォーマンス、そしてステージを通じて、世界へ羽ばたく準備ができました。これからもLUNÉの皆さんと一緒に歩み、新しい景色をたくさん見ていきたいです。これからも全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。愛しています」（中国語）

HARUA「あっという間に結成から3年が過ぎて、まずは3年、無事に笑顔で縁 DAYを迎えられたことが本当に嬉しいです。映像を見ながら、たくさんの思い出が3年間の中にあったなと思いましたが、LUNÉの皆さんとの時間を過ごすたびに、もっといろんな姿、かっこいい姿、新しい舞台を見せたくて、LUNÉの皆さんのおかげでたくさん成長することができて、3年を迎えることができました。

3年間、皆さんからのたくさんの応援と愛が力になって、こうして大きく一歩を踏み出すことができました。4年目もさらにステップアップして、LUNÉの皆さんに幸せを届けながら、もっと成長していける、そんなアーティストになりたいです。今日は来てくださってありがとうございます。愛しています」

JO「昨日から3公演続けてましたが、本当に幸せな時間で、あっという間に過ぎてしまいました。今回、ソロやユニットでLUNÉの皆さんを考えて準備する時間がたくさんあって、そのぶん自分についても考える時間があって、すごく考えて臨んだこの縁 DAYだったんです。3年という月日が経ちましたが、一つ一つの道のりを乗り越えて来たからこそ、こうして今回韓国デビューが決まり、すごくありがたいことだと思いますし、これをLUNÉの皆さんには“旅立つ”という感覚というよりは、僕たちが人として、アーティストとして一歩一歩成長する姿を一緒に見守る、一緒に走り続ける、そんな考えでいてくれたら嬉しいです。なので、これからもLUNÉの皆さんと一緒にいれたらいいなと思います。これは本当に楽しかったです。ありがとうございます」

K「ずっとご報告したかったこのお知らせを、無事に9人一緒に、そして大好きなLUNÉの皆さんと一緒に伝えることができて、とても幸せに思います。韓国デビューといっても、Japan to Globalということで、僕たちはここを拠点に活動していくんですけど、もっとたくさんのLUNÉの皆さん、まだ会ったことないLUNÉの皆さんも楽しんでいただけるように準備していますので楽しみにしてください。

個人的には韓国の音楽番組で1位をとって、全世界のLUNÉの皆さんにそんな姿を早く見せたいと思っています。今日の公演を通して、こんなに心強い方々が隣にいて、チームメイトやスタッフが一緒にいることを強く感じたので、絶対皆さんと一緒なら、どんな挑戦でも目標を達成するんじゃないかと思うので、皆さん一緒に頑張ってくれますか？めっちゃ嬉しいです」

YUMA「皆さん、韓国デビューが決まりました！この報告をずっとしたかったんです。こうしてたくさんのLUNÉの皆さんの前で発表することができて、とても嬉しく思います。韓国デビューに向けて、メンバー全員『&AUDITION』の時のように死ぬ気で頑張っていますので、デビューした時にはもっと今よりかっこいい姿を見せれるかなと思っています。

僕たちがただひたすら音楽を愛して、LUNÉの皆さんを愛して、音楽を通して本当に全世界の皆さんに僕たちの魅力を知ってもらうことは、僕たちの夢でもあって、LUNÉの皆さんの夢でもあると思っていて。僕たちはワンチームなので、僕たちだけじゃなくて、全世界のLUNÉの皆さんの力が必要です。LUNÉの皆さんのためにも僕たち頑張りますので、LUNÉの皆さんもたくさん応援してくれたら嬉しいです。僕たち本当に死ぬ気で頑張るので。応援よろしくお願いします」

TAKI「3周年おめでとうございます。ありがとうございます。一日一日を当たり前と思わず過ごして、大切な時間がこうして3年流れ、僕は本当に幸せです。みんなと一緒にいることは、当たり前だとは思っていません。だからこそ、こうして直接目で確認できて、皆さんの歓声を聞けて、本当に幸せ者だなと心から感じました。

韓国デビューという新たなステージに上がるわけですが、LUNÉと＆TEAMはずっと一緒です！どこにいたとしても、ずっと繋がっていますし、ずっと離れられません。LUNÉの皆さん、僕たちと世界に行く準備できてますか！最高です！行くぜ！」

公演の最後を締めくくったのは、オーディション番組のオリジナル曲である「Melody (&TEAM ver.)」。

歌い終えると、「これからも5年、10年、100年ずっと一緒にいましょうね」とEJ。メンバーは次々にLUNÉへの感謝を告げながら、幕を閉じました。

初の韓国デビューを控える&TEAMの今後の活躍から目が離せません。ファンとの絆がより一層深まった、期待の高まるイベントとなりました。

写真／(C)YX LABELS

取材・文／高橋智子　編集／齋藤菜月