アラサー女子に今ささってる『境のこと』って?捨てない食生活、シティクリーンetc.

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普段の買物で環境にいいものを選んでみたり、日常生活の無駄を減らしてみるなど、小さいことからでも意識を変えるだけで私たちができることってたくさんある!今回はCLASSY.読者のちっぽけだけど、明日につながる確かなアクションをご紹介します!

仲間と定期的にクリーニング活動!

◼︎立花朋実さん
「誰でも参加可能なイベントにして、いつもの街でシティクリーンを始めました」
自身がディレクターを務める「THE_B」では、ヴィーガンフードやスイーツ、エシカルなライフスタイルを提案しています。そんな「THE_B」の活動の一環として、誰でも気軽に参加できる街のゴミ拾いを定期開催。7周年イベントでは、ゴミ拾いのあとにヨガを行い、アサイーボウルを配るなど、楽しみながら街の環境について考えるきっかけ作りをしています。まずは中目黒から表参道など、店舗のある身近な街からアクションを始めています。

◼︎財前雅さん
「1人の100歩よりも100人の1歩という意識でビーチクリーン活動をしています」
テキサスに住んでいた高校生の頃、ゴミの埋め立て地の上に住宅や建物が建てられているということを知り、大きな衝撃を受けました。そうした経験をきっかけに、帰国後、社会課題にZ世代が取り組むためのプラットフォーム「NAMIMATI」を仲間とスタート。定期的なビーチグリーンの企画を始めました。環境問題に関心を持つ大学生を中心に活動を広げ、Z世代にも共感してもらえるようSNSでの発信にも力を入れています。「1人の100歩よりも100人の1歩」をモットーに、より多くの人を巻き込んだ活動を目指しています。

捨てない食生活を意識してみる

◼︎立花朋実さん
「野菜の皮を出汁にしたり、調味料を自分で作ったり無駄になってしまうものを極力減らしています」
フードロスの観点からも、野菜の皮はできるだけ捨てずに出汁や調味料として活用しています。洗ってネットに入れて保存しておき、ある程度たまったら煮込んでカレーやスープのベースに。旨みもしっかり出るし、コンソメを加えればそれだけで一品に。醤油麴や塩麹なども自分で作って、調味料をできるだけ買い足さないようにしています。頑張るというよりも、いつもの延長で「環境にもやさしく、おいしく使い切る」を意識して続けています。

◼︎嵯峨根琴乃さん
「1週間分のお弁当を作り置きすることでフードロスをなくすよう意識しています」
冷蔵庫の中身を無駄なく使い切れるように、週末に1週間分のお弁当を作り置き。たとえばブロッコリーの芯をザーサイ風にするなど、ちょっとした工夫を意識して、楽しみながらゴミの削減と節約をするようにしています。

教えてくれたのはこの3人!

立花朋実さん(34歳/THE_Bディレクター)

環境配慮・動物性不使用をテーマにしたプラントベースカフェ「THE_B」のディレクター。竹炭を利用したチャコールボウルなど、環境にも人間にもやさしいスイーツが人気。

財前 雅さん(23歳/大学院生)

高校生の時のアメリカでの暮らしをきっかけに環境問題に関心を持ち、大学生による環境活動団体「NAMIMATI」を立ち上げ。ビーチクリーンなど様々な活動を主催。

嵯峨根琴乃さん(23歳/金融関係勤務)

幼少期から海外で過ごし、各国の環境問題に関心を持つ。イギリス留学中にSDGsに触れ、より深く意識するように。忙しい毎日でも環境にやさしい選択を心がけるように。

撮影/村本祥一(BYTHEWAY) 取材/後藤彩文 編集/大島滉平 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年9月号『発表!みんなの「ちっぽけだけどSDGs」』より。
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