【洗練カジュアルコーデ】奇を衒わず洒落る“日本ブランド”が話題!

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奇を衒わず個性がにじむ上品カジュアルが、いまVERY世代に静かな支持を集めています。今回は、“和モード”なスタイルに注目。洗練と実用が共存する、新しいオシャレの形は新鮮に映るはず。

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VERY的・和モードおしゃれ入門

ワードローブの基盤は
奇を衒わずに個が確立する服

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自然や日常の風景とリンクする色の移ろいを意識した色使いもオーラリーの世界観を象徴するひとつ。和光「MANACO」は、円形モチーフ=“眼(まなこ)”に由来。角のないフォルムがなごやかさを添えてくれます。アシックスもまた、日本発のスポーツブランド。GEL‑KAYANOシリーズのリバイバルをきっかけにファッションアイテムとして親しまれるように。
ジャケット¥242,000ハーフジップフリース¥83,6000シャツ¥35,200パンツ¥49,500(すべてオーラリー)ネックレス(上)¥418,000(下)¥242,000バッグ¥176,000(すべて和光)靴¥16,500(アシックス/アシックスジャパン カスタマーサポート部)

AURALEE

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2015年、岩井良太が設立。世界から厳選した原料を日本屈指の技術で丁寧に仕立てた軽やかな着心地。装飾を廃し、着るほどに味が増すベーシックは静かなラグジュアリーを体現する存在として海外からの注目も高まっています。

WAKO

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1932年竣工の時計塔を持つ本店は、銀座の象徴。2022年、“和(なごみ)”と“光(ひかり)”という日本的な美意識を込めたオリジナルシリーズ「MANACO」を展開。洋服にも和装にもなじむ独自の魅力、銀座発の洗練が注目を集めています。

たとえば、むやみに自分を飾り立てない、慎みという美徳。完璧さよりも歪みや経年変化を味わいとして楽しむ、ゆとり。見せるためだけではなく、役立つことや心地よさと共存する実用の美意識。ときに色褪せて見える日本的な価値観こそ、いま「クワイエット・ラグジュアリー」と共鳴しながら、あらためて新しく映りはじめています。
おしゃれだけでは立ち行かない子育て。機能性も譲れないし、周囲との調和も求められる。VERY世代にとって一番心強いのはそんな「和」の精神に根ざしたモードなのかもしれません。知っていたはずの美しさを、もう一度見つめ直すとき。その先に、新しいおしゃれのかたちが見えてくるはずです。

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撮影/TISCH〈MARE Inc.〉 モデル/桐谷美玲 ヘア/GOUTSUGI〈PARKS〉 メイク/島田真理子〈UM〉 スタイリング/佐藤佳菜子 取材・文/増田奈津子 編集/石川穂乃実
*VERY2025年10月号「VERY的・和モードおしゃれ入門」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合や商品は販売終了している場合がございます。