【保存版】40代50代の憧れ“陶器肌”はこう作る!下地からパウダーまで完全メソッド
憧れの陶器肌の作り方を全公開!下地・ファンデ・コンシーラー・パウダーで、すりガラスを通したような透明感肌を作るテクニックをご紹介します。
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【Step1】イエロー下地でツヤをプラス
まず適量を手の甲などに出してから、額、両頰、鼻先と顎の5点に分けて置くのが、厚みを均一に仕上げるコツ。内から外に向かい、薄いフィルターで覆うように塗ります。
目の周りはさらに少量をとって丁寧に仕上げれば、ハリ感も上がります。特に上まぶたはくすみが気になるのに塗り忘れがちですが、色ムラが残っていると老けて見えます。
仕上げにソフトタッチでハンドプレスを。手の温度を使い、下地をしっかり密着させます。下地だけでカバーしきれなくてもOK。凹凸が整ってうるおった肌を目指して。
血色感とツヤの土台が完成!
下地だけでキメ細かい肌印象に
使用アイテム
色とツヤを操り、透明感や立体感もアップ。エレガンス モデリング カラーベース YE401 SPF25・PA++ 30g ¥5,500 ※9/18発売(エレガンス コスメティックス)
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【Step2】薄膜タイプのファンデーションでツヤの層を重ねる
最新の薄膜ファンデは定着力が高いため、5点置きよりパーツごとに仕上げて。指の第二関節までを使い内から外に向かって広範囲に一気に伸ばせば、薄く均一にフィット。
化粧が崩れて色ムラが目立ちやすい小鼻や口周りには、指に残ったファンデを丁寧に馴染ませて。指を上下に動かし、毛穴にしっかり入れ込むように塗ります。
スポンジで整える最後のひと手間で、塗りムラを防ぎ、メイクの密着力も高めて薄膜肌がランクアップ。額の生え際や耳周りまで馴染ませることも忘れないで。
最後に目周りを丁寧に整えます。シワの向きと逆方向=目尻から目頭に向かって指でトントンとやさしく馴染ませて。スポンジで整えると定着力とカバー力が高まります。
目立つシミや肝斑はコンシーラーを混ぜ面でツヤをつなげて
下地とファンデで隠しきれないシミや肝斑はコンシーラーでカバー。リキッドタイプをファンデと混ぜて塗れば、境目が目立たず広範囲にも使えます。手の甲に出して色を調節。
指に取ったら気になる部分に馴染ませます。色はファンデよりやや明るめに。なめらかな質感だから目周りなど細部にも重宝。肌ノイズをカバーしながら軽やかに仕上がります。
ハイカバーながら薄く伸びてしなやかにフィットする進化系コンシーラー。ルナソル シームレスコレクティングリクイド 02 ¥4,400(カネボウ化粧品)
陶器肌が80%完成
ツヤの層を薄く重ねることで透き通るような肌に
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【Step3】ピンクパウダーを部分のせすれば透明感肌に
適量を取ったら、まずティッシュの上でそっと撫でるようにパフをくるくると動かします。このひと手間により粉がパフに均一に行き渡り、ムラづきを防げます。
パウダーをのせるのは、Tゾーンから鼻周り、顎先までのテカリが気になる部分を中心に。頰のツヤは残します。肌を優しくなでるようにパフを滑らせ、薄膜に仕上げて。
目周りをサラサラに整えると、アイシャドウがキレイに発色。二重ラインや目尻のシワなどのファンデ溜まりが気になるなら、さっと指でならしてから塗布して。
仕上げの血色ヴェールを重ねて発光陶器肌の完成
使用アイテム
超微粒子の秀逸パウダー。微細なパールは絶妙なツヤに。エッセンス スキンセッティング パウダー 03 7g ¥5,500 ※限定発売(SHISEIDO)
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陶器肌の完成
陶器のようにつるんとした肌に
教えてくれたのは…
陶器肌は薄いヴェールを重ねて作る
「陶器肌」とは、くすみやシミなどの色ムラも、毛穴などの凹凸感もない均一な肌のこと。内側にうるおいを湛え、表情が動くたびに現れる自然なツヤもポイントです。カバーしたい悩みが増える美ST世代の皆さんが理想とされるのも納得です。「陶器肌」を作るには、下地→ファンデーション→パウダーと、薄いヴェールを重ねるように仕上げていくのがコツ。各層が極薄膜なので、厚塗り感がなく老け見えする心配も無用。気になる悩みはきちんとカバーできるから、上品な印象が叶います。
〈衣装クレジット〉
ラッフルスリーブブラウス¥9,900(SAAAGE boutique)ピアス¥12,100(ワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)〈コンバーター/スタイリスト私物〉パールリング¥123,200(Pearl for Life/ロードス)
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年11月号掲載
撮影/nara(vale.)〈人物〉、河野 望〈静物〉 モデル/樹神 ヘア・メイク/千吉良恵子(cheek one) 取材/安部麻維子、大山真理子 再構成/Bravoworks,Inc.
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