【更年期を乗り越える】ココロと体を安定させてくれる〈趣味〉との向き合い方6選

主に45歳から55歳までの10年間といわれる更年期。女性ホルモンの減少によって女性なら多かれ少なかれ、誰もが通り過ぎる不安定な時期をどんなふうに過ごすのか。

STORYでは創刊時から10年。連載で、ずっとこのテーマに向き合ってきました。

今回は過去に語ってくれた先輩方の言葉が教えてくれる【更年期の処方箋】を対策バリエーション別にまとめました。今回は『趣味を広げる』という対策について。

▼あわせて読みたい
【更年期の処方箋】先輩方が語ってくれた更年期を乗り越える「婦人科との付き合い方」


【趣味】を広げて 心と体の安定を

◯ かとうれいこさん 2022.2

免疫力アップ目的で始めたスポーツが不調を一掃

40歳になったとたん免疫力が低下、「プチ更年期」に。子育てで自分のことは二の次だったことを反省してキックボクシングやゴルフ、ジョギングを始めたら症状が一掃。

◯ 加藤紀子さん 2024.9

〝面倒くささ〟を楽しむことこそ元気の呼び水に

13年ほど前から畑をお借りして週に数回は野菜のお世話に通い、その延長で陶芸も始めました。50の手習いは、作る過程の面倒くささを楽しむほど元気に繋がりますし、知らない人の輪に入り新しいことを習う新鮮さも良い刺激に。

◯ 住吉美紀さん 2023.9

好奇心の種まきが更年期以降の自分を豊かに

毎日の生放送のために、"健康意識貯金〟に励んできたことが更年期にも効果を発揮してくれました。お茶のお稽古など好奇心が赴くまま趣味を広げたおかげで不調を軽減できています。(最新著書『50歳の棚卸し』発売中)

◯ 国生さゆりさん 2025.4

未来の自分に希望を持つことで更年期の悲観を回避

更年期の不安定な体調、メンタルというのは、50歳前後に将来への見通しに不安になることも不調の一因になると思います。私の場合は小説を書く喜びに出合い、パラレルキャリアを築くことで心身ともに安定しました。

◯ 関谷亜矢子さん 2020.10

やりたい! を更新して元気の源泉を刺激

子育てが終わって楽になった時にふっと忍び寄るのが更年期、と聞きますが私の場合は始まりも終わりもふわっとしていたのは、〝TO DO〟より〝WISH〟リストを優先、好奇心全開で不調を寄せ付けないようにしてたからかも。

◯ 原 千晶さん 2023.12

更年期フルコースも趣味や自家製キムチが支えに

子宮頸がんの経験などから不調の芽は早期発見が大事と痛感、更年期も早めに対応するようにしていました。普段から自家製キムチや果実酒・調味料などを作り、食生活も安心安全を意識することでハードな更年期を乗り切れました。

撮影/田頭拓人、BOCO、森川 昇、吉成大輔、久保嘉範、須藤秀之(TRIVAL)、玉川 清、齋藤 明〈過去誌面〉取材/柏崎恵理、漢那美由紀、内山靖子 ※写真やコメント内容は取材当時のものです。 ※情報は2025年10月号掲載時のものです。

おすすめ記事はこちら

石田ひかりさん(53)「50代になって自由に歳を重ねることにワクワクしています」

酵素に愛犬…中山忍さん(52)を支えてくれる「元気の素」とは?

馬場典子さん(51)が更年期で意識していることは?「自覚症状がないからといって…」

STORY