戸田恵梨香さん『父が亡くなったとき、この人の遺伝子を遺したいと強く思った』
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柔らかさや透明感いっぱいのイメージでありつつ、知性や底知れぬ強さを感じさせる戸田恵梨香さん。年齢を重ねるごとに洗練されていくさまは、まさに私たちの憧れとするところです。GUCCIのグローバルアンバサダーとなった戸田さんに、その魅力を伺いました。
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私にも葛藤はあります
まあいっか、って流されてみることも
ずっと24歳で結婚すると言っていたんです。でも現実には目の前の仕事に追われてそれどころじゃなかった。結婚は意識していましたが、いざとなると本当にしたいのかな、本当に子供が欲しいのかな、って。仕事=人生だったわけで、今まで積み上げてきたものってなんだったのかな、これから積み上げられるものは何なのかな…というのは真剣に考えました。でも父が亡くなったとき、この人の遺伝子を残したいな、と強く思ったんです。その思いが私の背中を押してくれました。この5、6年で人生の岐路をたくさん経験したから、CLASSY.世代のみなさんの苦悩も少なからずわかります。理想と現実の差を埋めるのは大変だけど、まあいっかって、いい意味で流されてみるのもすごい大事だな、と実感しています。必ずしも計算通りにはいかないのが人生ですよね。私も母になり、環境が変わり…悔しいこともあります。でも私の場合、現場に入るとやっぱりお芝居が好きだし楽しくて。仕事の悔しさは仕事で埋められる、この一言に尽きるな、って思います。この夏、撮影に入っているタイミングで何回か海に行きました。「焼けるな、シーンが繋がらないかもしれないけど、まあいいか」って海に入っちゃったりして。自分の心に素直に従ってみる、その解放感を一番大切にしているんです。
クラス感と華やぎと、モダンなタフさもチラリとのぞくタイムレスなチェーンバッグ。スパンコールをちりばめたツイードとモヘアの素材を味わう着こなしは、カラーのバッグでより印象的に。バッグ「GGマーモント」〈H12.5×W22×D6cm〉¥346,500カーディガン¥385,000ポロニット¥242,000スカート¥594,000(すべてグッチ/グッチ クライアントサービス)
ハンサムな日もレディな日も、
GUCCIのバッグが自信をくれる
グッチの魅力はやっぱり“色”でしょうか。私の中では赤の印象が強いですがこのラベンダーカラーのバッグもグッチらしいですし、色使いが本当に印象的です。クラシックな中に力強さが宿っているところも大きな特徴。タフなエレガンスさが素敵だと感じます。私自身は、最近シンプルファッションが好きです。きれいめトップスなどに自然と目が向いてきて。いよいよ大人になったなと(笑)。ジュエリーへの興味もむくむくと湧いてきました。イエローゴールドに加え、ダイヤモンドのような「白い光」に惹かれるようになってきて、楽しみが広がりました。
GGパターンのボディにウェブストライプのアクセントを効かせたアイコニックな新作は、服を纏うような感覚で取り入れたいマキシサイズが魅力的。トートとして手に提げたり、肩掛けでホーボー使いしたり、くしゃっとクラッチ風に持ったり…自分らしく自由に楽しむのが正解。バッグ「グッチ ジリオ」〈H47×W42×D16cm〉¥309,100トップス¥165,000パンツ¥181,500ネックレス¥319,000ベルト/参考商品
Profile
◼︎ERIKA TODA
兵庫県出身。2000年のデビュー以来、様々なジャンルのドラマや映画に出演。自然体かつ飾らない人柄は幅広い層から支持され、GUCCIのブランドアンバサダーのほか、ランコムのミューズを務めるなど、ファッションとビューティの両面で存在感を放っている。
撮影/伊藤彰紀(aosora) スタイリング/影山蓉子(eight peace) ヘア/佐藤知子 メイク/Haruka Tazaki 取材・文/西道倫子 編集/藤田摩吏子 再構成/Bravoworks,Inc.
※文中のバッグのサイズ表記は、H=タテ、W=ヨコ、D=マチです。
※CLASSY.2025年11月号「憧れは芯のある女性 with 戸田恵梨香」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。