アラサー世代の女子が常に探しているといっても過言でもない、運命のバッグ。今回は、BALENCIAGAの「RODEO」をご紹介します！内面が表に出る年齢へとさしかかる30代。見た目がカッコいいだけじゃない、中身だってスマートなバッグがこれからの相棒になるはず。

“ブランドバッグをさらりと持つ”ずっと憧れていたスタイルを築くその一歩を踏み出すタイミング
ふと休日を一人で過ごしたくなったり、自然が恋しくなったり、旅行先で美術館や建築に惹かれたり…無理をせず自分のペースで進むことが心地よくなってきたら、“私”が成熟してきた証し。すると服やバッグの選び方にも変化が。長く愛せる、なじませていく過程さえ楽しい相棒を探したいもの。

スペイン出身のクリストバル・バレンシアガによって1917年に創業され、1937年にパリに設立された「バレンシアガ」。フォルムと技法において多くの革新的な作品を発表し、モダンクチュールの定義を築いたメゾンです。

2024年に発売された「ロデオ」は、ラグジュアリーとファッションが交差する場所として知られるビバリーヒルズのショッピング街“ロデオドライブ”にちなんで命名。一番の特徴は、開けたままのフロントのコンパートメント。バレンシアガらしい“自由放任主義”の美学が表れたデザインは、憧れのバッグを気負わず自然体で手にしたい私たちの気分にもフィット。傾斜したシェイプは持ち運びを容易にし、サイドスナップはアコーディオン折りでスリムでありながら拡張可能。中は2つに仕切られており、背面にはフラットポケットが2つ備えられています。

30代は、“自分らしい”が一番の褒め言葉。使い込んだような味を持つバッグを、さらに自分色に染め育てていく――大人になった今だから分かる、そんな喜びを得られるバッグです。