【国宝級イケメン】 FANTASTICS 八木勇征さん 「僕をいつでも振るような自信のある人が好き」

日本だけでなく世界からも支持されたBLドラマ「美しい彼」に主演し、見る人を虜にした八木勇征さん。端正な顔立ちと鍛え上げた肉体が際立ち美ST世代からもファンになる人が続出。初登場の今回、たっぷりとお話を伺いました。

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お話を伺ったのは……八木勇征さん(FANTASTICS from EXILE TRIBE)

《Profile》 1997年東京都出身。FANTASTICSのヴォーカルとして’18年「OVER DRIVE」でデビュー。’21年初ダブル主演ドラマ「美しい彼」で俳優活動始動。その後ドラマ・舞台・映画と幅広く活躍中。’22年ソウルドラマアワード〝アジアスター賞〟を受賞。ドラマ「ホスト相続しちゃいました」出演中。映画『劇場版 美しい彼〜eternal〜』が全国公開中。6、7月には「FANTASTICS ARENA LIVE 2023“HOP STEP JUMP”」を開催。

朝から晩まで仕事が続く、超多忙な時期でも早起きが習慣だ。「学生時代は出発5分前に起きて、慌てて出かけていましたが、今はゆっくり過ごせる時間が欲しいので、余裕を持って起きるようになりました」。仕事が早朝でもその前にジムで筋トレをすることもよくある。多いときは週6回、1時間以上トレーニングするとか。大学生のとき、アルバイトでトレーナーをしていたので、マイメニューに沿って体を鍛える。「運動は肉体的に見栄えが変わるけど、日々当たり前にやることが自分の自信になり、姿勢が良くなり、顔つきも変化。心身ともにいい状態でいられます」。 公開中の映画『美しい彼』ではボディの露出も見どころの1つだ。作家・凪良ゆうのBL代表作『美しい彼』は’21年ドラマ化され、W主演で圧倒的カリスマ・清居奏を演じ、出世作になった。今年シーズン2のドラマと映画の撮影に加え、昨年からツアーが続き、今も多忙を極めている。「多忙こそが僕のモチベーション。1日2公演なんて有難くて。特にライブではようやくファンの方々が声を出せるようになり、よりステージが彩られ、絆を深め合えました。もう感謝しかなく、アーティストとしてがっつり精一杯やるのは当たり前ですね」。 唯一のリラックス法はサウナ。「時間を見つけてほぼ毎日行きます。居心地のいいお気に入りに行くこともあれば、新しいサウナに行くことも。汗とともにすべてがリセットされ、まさに僕の推し活です(笑)」。 20歳のとき、3万人の中からオーディションに合格し、FANTASTICSに加入した。歌もダンスも未経験だったので、とにかくがむしゃらに頑張った。「中でもダンスは教えてもらっても、やってもできないカッコ悪い姿を見せ続けて、ほんとキツかったです」。だからものすごい努力で一歩一歩積み上げてきた。「数原さん(GENERATIONSの数原龍友さん)は親身に相談に乗ってくださり、今も『元気でやってる?』とメールをいただきます。心の支えですね」。

尊敬する人は大勢いるけれど、憧れの人はあえて持たない。「その人が自分の中のトップになるから。僕は僕をいちばん好きでいたいんです。自分を好きでないと相手にも好きになってもらえないかなと」。

女性はどんな人が好きなんだろう。「付き合っていても僕をいつでも振れるような自信のある人」。特に大人の女性には余裕を感じるそうだ。「子供が自立して寂しさを感じながらも自分の時間を持っているからかな。僕自身反抗期がなかったので、ずっと『ママ、ママ』でお母さん大好きで、重ねているのかなと。今も祖母とともにいちばん応援してくれています」。

40代になったときは、周囲から目指される対象になっていたいと言う。「そのために飾らず、見た目や行動は変化していても、芯は変わっていないことが理想。家族にもスタッフにも今も感謝でいっぱいで、そこが僕の芯の部分。有難いという気持ちはずっと持ち続けたいです」。まもなく夢に見た初単独アリーナライブだ。「また夢が1つ叶いました。次はアリーナツアーというふうに、1つずつ夢が実現していくよう頑張りたいですね」。

\八木勇征さんの手/

トレーニングをしているので、手のひらにマメがあり、見た目は、男らしくごつごつした手ですね。でも握手をしたときに、そのマメが触れて相手の方が痛くないか、とか、硬い手だな、と思われないか、結構気にしています(笑)。それで、最近ようやくハンドクリームでケアをするようになりました。

2023年『美ST』7月号掲載 撮影/彦坂栄治 ヘア・メーク/大木利保、中山伸二(CONTINUE) スタイリスト/中瀬拓外 取材/安田真里 編集/伊達敦子

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