【1000円以下の化粧水も!】元雪組トップ娘役・真彩希帆さんの美肌を作るコスメ

退団後もさまざまなフィールドで活躍し、輝き続ける宝塚OG。その美しさの秘密を、宝塚仕込みの〝素化粧〟から紐解きます。今回は「宝塚屈指の歌姫」として名を馳せた元雪組娘役トップ、真彩希帆さんの普段メークのポイントを伺いました。

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たっぷり保湿した肌にマットな赤リップで血色をON

「舞台やお稽古では、常に演じる役のメークに力を入れてきたので、一般的な素化粧には疎くて。キレイな人に会ったら何を使っているかすぐ聞きます(笑)。ベースは日焼け止めとクマをカバーするコンシーラーのみ。血色感がない顔なので必ずリップで赤みを足します。メークがシンプルなぶん、化粧水を一日に何度もぱしゃぱしゃたっぷりつけて保湿。お風呂に入っている時もつけると、しっとり感が続きます」

トップス¥10,780(セピカ)、スカート¥15,180(スリーフォータイム/ともにジオン商事)イヤリング¥15,400(アビステ)リング¥45,100(イー・エム/e.m.青山店)

教えてくれたのは……真彩希帆さん

《Profile》 埼玉県出身。7月7日生まれ。小学校4年で宝塚初観劇。1度目は男役、2度目は娘役として受験し合格。2012年に98期生として入団、花組に配属。その後、星組、雪組と組替えを経て2017年雪組トップ娘役に就任。確かな歌唱力と繊細な演技力で、往年の名作からコメディ作品まで幅広く役をこなす。2021年に退団後も数々の名作にヒロインとして出演の他、ディナーショー、ライブと多岐にわたって活躍を続けている。

▶︎素化粧って何? 舞台化粧に対してオフのメークを差す宝塚用語で、いわば究極のナチュラルメーク。宝塚音楽学校の本科生(2年目)から稽古場に行く際も素化粧が必須となり、自分でメークのテクニックを学んでいく。

真彩希帆さんの素化粧の愛用品は?

左から、「化粧水はたっぷり使いたいのでプチプラを。ビタミンC入りなのもうれしい」メラノCC薬用しみ対策美白化粧水 しっとりタイプ170ml ¥990〈編集部調べ〉(ロート製薬)、「今っぽい血色感が出るマットな赤リップ」NARS リップスティック2975 ¥3,850(NARS JAPAN)、「つけまつ毛をのせやすくなるほど強力に上がる」アイプチ® ひとえ・奥ぶたえ用カーラー ¥1,650(イミュ)、「時間がたってもよれず色が濁らない」24ミネラルUVコンシーラー¥3,740(ナチュラピュリファイ研究所)

「NARSの赤は肌をキレイに見せてくれて浮かないのでお気に入り。ポンポンと指でぼかしながらつけます」

「二重なんですが、このひとえ用ビューラーはぐいっと上向きまつ毛になれるのでずっとこれ一筋です」

思い立ったら夜中にお菓子作りでリフレッシュ

「もともと大家族の中で母から学び、一人暮らしが長かったので、料理は苦じゃありません。宝塚時代からずっと夜更かしタイプですが、退団後は余裕があると夜中に急に思い立って、録画したテレビ番組を見ながらお菓子を焼いて実家に届けることも。良い気分転換になります」

2023年『美ST』8月号掲載 撮影/八木 淳(SIGNO)〈人物〉 ヘア・メーク/SHIGE(HK PRODUCTIONS) スタイリスト/久保コウヘイ 取材/稲益智恵子 編集/石原晶子

美ST