キャンプで不便を感じることのうちのひとつが「限られた収納スペースをどう使うか」ということ。ゴミ袋や洗い終わったコップ、テント内では外したい帽子や頻繁に使う手拭きタオルなど…。そんな細々したものは、DAISOで見つけた「引っ掛け収納」アイテムを使えば、すっきり収納できちゃうんです。今回は、実際にアウトドアで使ってみた感想とともにご紹介します。

テーブルに引っ掛けるだけで準備完了！

好きなところにタオル掛けが設置できて便利

天板の厚みが10～15mmのテーブルに使うことがでｋるテーブル用ハンガー。耐荷重は1kgです。

変わった形をしていますが、この向きで使用します。テーブルに接する部分の先端には黒い滑り止めが計3個ついています。

取り付けたい場所にタオルハンガーを差し込みます。これだけで設置が完了。先端に滑り止めがあるので差し込むだけでもハンガーが落下することはありません。ゴミ袋用に使うときは両サイドの突起に持ち手を掛けます。持ち手を両側に掛ければゴミ袋の設置が完了。テーブル横にゴミ袋があると便利！手前にあるバーにはタオルを掛けることができます。

差し込むだけなので、テーブルの厚みさえ合えばどんな場所にも気軽に設置できちゃいます。キャンプで調理をするときには、タオル用とゴミ袋用として調理台に2個使いすれば作業がよりはかどりそう！我が家は2個買いしたお気に入り商品です。

掛けても滑りにくい「引っ掛け収納」に重宝するフック

複数を一度にかけてもストレスなく使える！

ロープに掛けるだけで吊るすことができる便利なフック。ポリプロピレン製なので軽量な点も◎。

上部が二手に分かれている変わった形のフック。この分かれた部分があることで、掛けたときにロープからフックが滑り落ちにくくなるんです。

【Before】テントの内側にロープ部分に、ロープフックを逆さまにして通常の形の部分を掛けてみましたが、滑ってしまい安定感がありません。ロープフックは横から見ると分かるように、二手に分かれた部分が他の部分よりも飛び出ています。この部分にロープを掛けてかませることで、しっかりと掛かって滑り落ちにくくなります。【After】ロープフックを同様の場所に正しい向きで掛けてみました。二手に分かれている部分がしっかりと掛かっていて安定しています。【After】ロープに掛けたフックにシェラカップを掛けてみました。掛かったフックが安定しているので、物を掛けてもフックが滑ったり動くことがありません。

今まではS字フックを持参して、テントのロープ部分などに掛けていました。そのS字フックをロープフックに替えてみると、ほんの少しの形の違いだけでこんなにも違うのか！と驚くくらい安定感があり快適。

複数掛けたときに、フックが滑ってしまうとフックに掛けたもの同士が重なってしまい、取り外しにくかったり乾かきにくいことがありますが、この商品があればそんな心配も不要。1袋に10個入っているので、一度にさまざまな場所に掛けられます。

どちらも引っ掛けるだけなので、誰でも設置できてテント周りがすっきり快適に！キャンプに行く前にはチェックすべき2品ですよ。

【お問い合わせ先】DAISO
※店舗により品揃えが異なり、在庫がない場合があります。

取材・撮影・文／西村絵津子