大女優・山本富士子さんを義母に持つ、料理愛好家の山本薫さん。山本さんがハマっている自宅でできる習い事が刺繍。自分も、家族も、友人も笑顔になる刺繍の魅力を教えてくださいました。

▼あわせて読みたい
五感で心も体も美しく。女優・常盤貴子さんの心を癒す【書道】の時間

オリジナル刺繡を身につけることで自分も家族も笑顔が広がります

先生の作品を見てそのセンスに一目ボレして5年ほど前から度々参加しています。はづき先生のお教室はルールがなくて、自分が刺繡したいものを何でも図案化できちゃうのが魅力。既成のアイテムもワンポイント刺繡をするだけで、自分だけの1着になるのが嬉しくて。刺繡をしたエプロンをつけると家事にもやる気が出て、庭のガーデニングもはかどります。

社会人になった息子のゴルフウェアに刺繡をしたら、予想以上に喜んでもらえて娘や主人からもリクエスト殺到！ 元来、お料理などの家族のための家仕事が大好きな私ですが「刺繡」が加わって家時間がさらに忙しく、充実しています。

《Profile》 料理の写真をあげていたインスタが編集者の目にとまり昨年初の著書『山本家の食卓はパクパク、おかわり！』（扶桑社ムック）を発売。丁寧なライフスタイルも注目に。

レッスンでは先生から図案や色のアドバイスをもらいます

レッスンはお茶を飲みながら各自で作品に取り組むスタイル。刺繡箱は和菓子の箱をリサイクル、刺繡糸はAmazonで100色くらいのセットを見つけて一気に揃えました。

家族や友達へのプレゼントにも

①／社会人の息子のためにゴルフウェアにワンポイント刺繡。②／ハンカチに刺繡して友人にプレゼント。パスタの刺繡はエプロンにして懇意にしているシェフにプレゼントすることも。

【お教室DATA】 はづき先生のはじめての刺繡教室 六本木ミッドタウンガレリア2F「ukafe」で月2回開かれる刺繡教室。都度募集で毎回10名程度の先着順。参加費は¥6,000（ドリンク、ukafe弁当付き）開催日程等についてのお問い合わせは☎03-6438-9920へ。

2023年『美ST』9月号掲載 撮影／須藤敬一　取材／安西繁美　編集／増野玲奈