大草直子さんが”一目ぼれ買い”しがちな注目ブランドのニット！
今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します！
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Cygneのニット
今年のはじめ、一目惚れして買ったのが、Cygne (シーニュ)のとんがりショルダーのブルゾン。格好良くてモードで、そして可愛い♡ この、「可愛い」がいくつもある形容するフレーズの一番最後に来るのが、大人気の理由。辛派も甘派も ――そう、みんなの心をわしづかみするから。
件のブルゾンは、ハイウエストのデニムと合わせたり、長めのテントスカートとコーディネートしたりと、日常に旅先に、かなり着ました。 たっぷりとしたパンツと合わせて、その次に、と思っているのが、このニット。ベーシックでシンプルな素材と色ながら、大胆に短い丈、少しコンパクトなシルエットに、タックを寄せたドラマティックなショルダーライン。じわじわ好きになる、ではなく、見た瞬間に恋に落ちるニット。まさに、ブランドらしい「恋の始まり方」です。
絶対に、色違いで買うつもり。インスタでチェックしている、ディレクターのtomoさんのスタイリングセオリーを真似て、少しボリュームのあるヒールの靴とスタイリングしたいなあ、と毎日妄想を続けています。
EC中心に販売するCygneの服は、新作が出るとすぐに完売してしまうほど、「欲しいのに手に入らない」から、出会ったときの決断力が必須。迷っていると、ほかの人のもとへ行ってしまう。「目が合ったときの、ビビビ感」 を大事にしたい、と自分にも言い聞かせようと思っています。
小さなパッド入りで小顔効果抜群のニット
ショルダー内には、縫い子さんお手製の小さなパッドが入 っているそう。このラグジュアリーブランドのようなひと 手間で、肩のラインが、実は甘く、ではなく、シャキッと 見える! 横から見たときも、顔周りがドラマティック♡ ニット¥31,00(0 シーニュ)
大草直子・スタイリスト、エディター。1972年 東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。ホットヨガに加え、ピラティスを始めました。1週間に1度、どちらか行ければ良いくらいの頻度ですが、なんか、楽しい! 運動、運を動かす――これからも、無理のない範囲でやっていこうと心に決めた、夏の終わりでした。
撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2023年10号掲載時のものです。
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