【銀座】ポップなチェック柄の洋菓子店…シュークリームの「ヒロタ」がかわいくなっていた!
10月1日(日)、東京・東銀座の歌舞伎座近くにトリコロールの外観がかわいい洋菓子店がオープン。店名をよく見ると“ヒロタのシュークリーム”と描かれています。そう、子どものころからいつも身近にあった、あのシュークリームが人気の「洋菓子のヒロタ」。なにやら雰囲気が変わったヒロタのお店に行ってみました。
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創業者廣田定一氏が約100年前に洋菓子の製造販売をスタート
赤と青のチェックがかわいい店舗は、「洋菓子のヒロタ」が新しくオープンさせた東京旗艦店。でも、今までの店舗とはお店の内装も雰囲気も違っています。というより、商品のパッケージやロゴも知っているものとは違います。実は来年創業100周年を迎えるとあって、10月から商品やロゴ、パッケージなどをリニューアル。それにともなってオープンしたのがこの旗艦店なんです。
“ヒロタのシュークリーム”で知られる「洋菓子のヒロタ」。子どものころからあったイメージですが、100年もの歴史があったのにはびっくり。1924年に創業者の廣田定一さんが大阪の自宅を改装して洋菓子の製造販売をしたのが始まりなのだそう。その後、1948年に神戸の元町に店舗をオープンし「洋菓子のヒロタ」の礎となりました。
そして、もう一つの人気商品「シューアイス」を1964年に開発。東京へ進出後、フランス・パリにも出店するなど歴史を重ねていきます。1964年といえば最初の東京オリンピックの年。シューアイスがそんなに前に誕生していたのにも驚きです。
今回、100周年を機に“懐かしくて新しいヒロタ”をコンセプトに「HIROTA」のロゴがひらがなの「ヒロタ」に変わりました。ブランドモチーフも赤と青を組み合わせたレトロなチェック柄になり、かわいくてどこか懐かしい雰囲気に。
ただ、このチェック、よく見ると中央にヒロタの「H」が浮かび上がっているんです。このチェックが店内の内装やショッパーなどに使われていて、今まで以上にかわいくなった印象。
シュークリームなどのパッケージも今までと変わって、レトロ感のあるかわいさが感じられます。子どものころ、シュークリームを買ってもらったワクワクした気持ちを思い起こしてくれそう。
「洋菓子のヒロタ」に和菓子も登場!初のオリジナルグッズも
東銀座店にイートインスペースはありませんが、店内が広々としていて、ゆっくり買い物が楽しめるようになっています。お店に入ってすぐに並ぶのは看板商品のシュークリーム。アイスケースにはシューアイスもそろっています。
中央のショーケースにはケーキがズラリ。今の時期に合わせたハロウィンモチーフのケーキ(¥486~、販売期間は店舗により異なる)や人気の動物シュークリーム(¥300)、エクレア(¥302)などが並びます。
そして、100年の歴史で初めての和菓子も登場。紅白まんじゅう(¥380)やどら焼きなど、「洋菓子のヒロタ」の和菓子、気になりますね。
特にどら焼き(¥350)はかわいい猫のモチーフになっているのもポイント。2種類あるのは白あんとつぶあんです。
さらに今回初めてというのがオリジナルグッズ。店内にはTシャツ(¥2,200)やエコバッグをはじめ多彩なグッズが展示販売されています。中でもおすすめは「ヒロタのシューアイスポーチ」(¥1,540)。シューアイスのパッケージをモチーフにしていてとにかくかわいい!
もう一つ、シュークリームのボックスをイメージした「ヒロタのシューポーチ」(¥2,200)も外せません。ペンケースだけでなくメイク道具の収納や小物入れとしても活用できます。
このペンケースのポイントはファスナーを開けた中にあります。そう、内側には“シュークリーム”が並んでいるんです。これは欲しくなりますね。使うたびに甘い誘惑に堪えないといけませんが。
旗艦店は東銀座のほかに、創業の地でもある大阪・えびすばし店も同時にオープン。どちらもギャラリースペースには「洋菓子のヒロタ」の長い歴史を感じることができます。さらに千葉県の「流山おおたかの森」にも新店ができます。
変わらない美味しさと新しい味、どちらも楽しめる新生ヒロタ。新しくなったパッケージのシュークリームを手土産にしたら会話もはずみそう。もちろん家族で楽しむのもいいですね。“懐かしくて新しい”ヒロタのシュークリームを囲んで家族団らんはいかがですか。
ヒロタ 東京・東銀座店
住所:東京都中央区銀座4-12-20 銀座アポロ昭和館1F
営業時間:10:00~20:00
定休日:なし(年末年始を除く)
ヒロタ 大阪・えびすばし店
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-3 ナルミヤビル1F
営業時間:10:00~21:00
定休日:なし(年末年始を除く)
取材・文/岡部礼子
旗艦店は東銀座のほかに、創業の地でもある大阪・えびすばし店も同時にオープン。どちらもギャラリースペースには「洋菓子のヒロタ」の長い歴史を感じることができます。さらに千葉県の「流山おおたかの森」にも新店ができます。