【琵琶湖】年賀状にも使いたい「絶景」探しのクルマ旅
休日にはクルマに乗って癒される自然の中へお出かけという方も多いのではないでしょうか。訪れた目的地でふと見た景色の中で、思わず写真を撮りたくなる瞬間もありますよね。今回はいつも素敵なロケーションのキャンプ場で家族写真を撮っているMart WEEKENDERのChisatoさん・Yasuさんファミリーに、おすすめの場所と写真の撮り方を教えてもらいました。
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家族でキャンプするインスタグラムが大人気。YasuさんはGoProのアンバサダー。秋から発売される「sotofuku」は、いままでなかったキャンプ向け子ども服を展開しています。
琵琶湖の開放感を独り占めして絶景デイキャンプ
今回やってきたのは滋賀県・琵琶湖の西岸にある白浜荘オートキャンプ場。
白浜荘オートキャンプ場
「全国渚百選」に選ばれた近江白浜にあり、琵琶湖に面した湖畔区画と松林の中を含む区画があります。絶景は湖畔サイトですが、松林ではハンモックを張ることができるので、別のお楽しみも。帰りは施設の大浴場に入って帰れるところも人気の理由です。
滋賀県高島市安曇川町下小川2300-1
https://www.biwako-camp.net/
絶景で家族写真を撮るのが我が家のスタイルです!
週末はキャンプをしたり外で遊びながら、濃密な家族の時間を過ごしているというChisatoさん & Yasuさん一家。
「キャンプで家族写真は必ず撮っていて、それが僕たちのかたち、写真なんだとみんなに認識してもらっています」(Yasuさん)
「今回選んだキャンプ場は、琵琶湖らしい写真が撮れる場所ですね。湖だけどビーチっぽいし、テントやタープが湖のすごく近くに張れるところも魅力です。また、我が家はクルマと一緒に家族写真を撮りたいので、クルマでサイトに入れるというのも条件になりますね」(Chisatoさん)
さらに、キャンプ場の中での場所選びも真剣だといいます。
「サイトのどこにクルマを停めてテントとタープを張るか、場所決めにはこだわりますね。どうしたら周りの人やテント、人工物が入らないように撮れるか入念にチェックします。これに小一時間かかることもありますよ!」(Yasuさん)
「あとはなにより、家族写真で大切なのは子どもの機嫌がいいこと! 子どもたちの笑顔が大事なので、ちょうど機嫌がいいときにすぐに撮影ができるように、準備万端にしています」(Chisatoさん)
「青空の下で考え抜いた場所にクルマを置き、奥に景色が抜けることで絶景の写真が撮れる。関西では奥に景色が抜けるキャンプ場が少ないので、ロケーションのよいキャンプ場をいつも探していますね」(Yasuさん)
Chisatoさん&Yasuさんファミリーの絶景撮影テク
【1】Googleマップを見て、予約するキャンプ場のベストポジションを事前調査
キャンプ場を探すときは、GoogleマップやGoogle Earthなどで、キャンプ場の地形や広さ、駐車場からの歩行距離などのイメージをつかみます。インスタグラムなどもチェック。
【2】現地に着いたら、他のキャンパーさんが来ないであろう場所を予測して確保するのが撮影のキモ
キャンプ場に着いたらまずサイトを確認。どこにクルマを置くか、テントとタープを張るかを入念にチェック。よそのテントや人工物が入らない、引いて撮れる位置を探します。
【3】「絶景は背景」。景色は眺めるのではなく、撮ることを第一にテントやタープを設営
普通は眺めのよい方向に向けてテントを張ったり、焚き火をしたりしますが、Chisatoさんファミリーは景色を背景にして過ごします。写真を撮るときに景色が背景になるテクニックです。
【4】子どものいい表情を撮るチャンスはごくわずか!スナイパーのようにベストショットに懸ける
Yasuさんはスナイパーのごとく、離れて家族を撮っているそう。「遠くからだと、子どもにはどこから撮られているのかわからないので、ポーズをとったりせずに、自然な動きや表情になります」
撮影した写真がよければ、来年の年賀状にするのも手ですよね。
紅葉シーズンのいま、これから出かける行楽地でみなさんも今年のベストショットを撮ってみませんか?
Mart2023年秋号「いざ!『絶景』探しのクルマ旅」より
撮影/中林香 取材・文/湊谷明子