朝のトイレ習慣も原因だった!?【尿漏れ】を引き起こす意外なNG習慣6つ
閉経後、女性の約4割が悩んでいるという「尿漏れ」。実は何気ない生活習慣が症状を引き起こしているかもしれません。ちょこっと漏れが気になっている人もそろそろパッドが必要?と悩んでいる人もまずはチェックリストで習慣を見直すことから始めてみましょう。
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【チェックリスト】尿漏れ症状を引き起こす生活習慣
1:ガードルなど、ウエストを締めつける衣服をよく着ている
腹式呼吸ができないようなきつめのガードルなどは腹部を圧迫するため、膀胱で尿を溜めにくくなり頻尿に繋がることも。
2:腹筋運動をよくやっている
腹筋が弱い人の自己流の腹筋運動は、お腹が膨らんだまま圧を下方に逃がし臓器を押し出してしまいがちに。息を吐きながらお腹を凹ますのが正解。
3:腹圧をかけた排尿をしている
女性の尿道は3~4cm。いきむと膀胱底が下がり、尿道口が開くので、繰り返していると漏れやすくなります。腹圧をかけて絞り切るのは逆効果です。
4:姿勢が悪い状態で運動やトレーニングをしている
姿勢が良いと、膀胱底や臓器全般が引き上がります。お腹をかがめた姿勢は腹圧が下にかかりやすいので、姿勢を良くした運動の方が効果的です。
5:排便感がないのにトイレに行く
朝ご飯後など時間を決めてトイレに行く人は排便時間が長くなり、骨盤底に圧がかかりやすくなります。便意がきてから5分未満で済ませましょう。
6:カフェイン入りの飲み物をだらだら飲んでいる
カフェインは利尿作用があり、尿の量を増やして排尿を促します。適度に膀胱が膨らんで尿を溜める習慣をつけたいので、頻尿の方は控えましょう。
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2023年『美ST』11月号掲載
写真/PIXTA 取材/菊池真理子 編集/岡村宗勇