乾燥する季節を乗り切る40代に薦めたい「美容液パウダー」とは?
乾燥する秋に向けてベースメイクもそろそろ衣替え。とはいえ、まだまだ暑さが続くこの時期は、さらっと軽やかな肌で過ごしたいもの。そんな季節の変わり目は潤いもメイク力も兼ね備えた「美容液パウダー」で乗り切って!
【今月の名品】ランコム
アプソリュ エッセンス イン パウダー
ランコム最高峰ライン「アプソリュ」の人気パウダーがリニューアル。ランコム初のシルキーカプセルテクノロジーを搭載し、3種のローズ由来成分、メラニンの生成を抑制するビタミンC誘導体とナイアシンアミド、肌の再生力を高めるプロキシレンを配合したエッセンスをパウダーの中に閉じ込めることに成功。アジア人のために開発されたローズカラーがくすみをカバーして洗練されたツヤ肌を長時間キープ。
アプソリュ エッセンス イン パウダー 15g ¥15,400/ランコム
ジャスフォー目線レビュー
【Around40レビュアー】 STORY美容ライター 松葉恵里
<profile>専らホームケアの楽しさが止まらない元国際線CA。送迎や旅行での夏枯れを美顔器でリカバー中。
タスク過多なジャスフォーを優雅に支える秘書的コスメ
この夏前くらいから学校説明会で朝から出歩き、その足で仕事の打合わせに参加したのち、自宅に戻って習い事の送迎タクシー運転手をするという日々がルーティンになってきました。
子どもたちが小学生になり、マイクロバッグを持つことができる日々にシフトし、荷物は最小限。さらには動きが多い日ほど化粧直しグッズなんて「ポケットにリップ」くらいしか持ち歩かないのですが、この猛暑の中、出歩いていた際に気になってしまったのはやはり化粧崩れ……。次の予定までの短い隙間時間に、ヨレてしまったファンデーションを手直ししようとパウダーを肌にのせても、浮いてしまい「いっそのこと手を加えなきゃよかった」と今すぐ洗顔して全てをやり直したい気分になってしまったり。マ
スクでカバーできたあの頃は即解決でしたが、もう今年は通用しません。外出先の化粧直しに悶々とした思いを抱える中、出合ったのが、ランコムのアプソリュ エッセンス イン パウダー。ラグジュアリーなパッケージと、蓋を開けた瞬間にフワッと香る、高貴なローズのフレグランスは忙しい日常の隙間のご褒美的エスケープな贅沢さ。そして何より、感動して今では手放せないアイテムへと昇華した決め手は、その使用感とふんだんに配合されたスキンケア成分なのです。
まるで火照りを冷却するかのように、パウダーを肌にのせた途端、ひんやりした感じを楽しめます。と同時にパウダーに配合されたスキンケア成分が、ギュッと肌奥深くに浸透していくのです。肌表面は、さらっさらのパウダーの手触り。まさかその下に、潤沢に保湿された肌が存在しているなんて、疑いもしないくらいの、キメ細やかなシルキーな仕上がりになるのです。
10月号のファッション大特集は、送迎ママにフォーカスしていますが、そんな方たちにも強くリコメンド! 化粧直しはこれさえ持ち歩けば、瞬時に自分を労る高揚感も得られ、韓国女優肌のような透明感に♡
アラフォー目線レビュー
【Over40レビュアー】STORY美容ライター 稲益智恵子
<profile>ビューティ連載を長年担当。最新コスメとアート、観劇にときめき、「美」の栄養をチャージする毎日。
乾燥しがちなアネフォー肌を潤いで満たす魔法の美容液級パウダー
実はここ数年、ベースメークの仕上げにフェイスパウダーを使っていませんでした。化粧直し用にプレストパウダーは持ち歩いていますが、朝はその日のTPOに合わせてBB、リキッド、クリームファンデのいずれかをつけておしまい。昔はルースパウダーでしっかりおさえてマットな陶器肌に仕上げないと気が済まなかったのですが、生っぽい肌が主流になってきた頃、試しにスキップしてみたら、ファンデの持ち味をそのまま生かしたツヤと素肌感がキープできて今っぽさも出る。昨今の優秀ファンデはフィット感が高いし、年々気になってきた乾いた肌印象も解消できる。それ以来、長らくフェイスパウダーにご無沙汰していました。
しかし! 今回リニューアルされたランコムの最高峰ライン、アプソリュの「エッセンス イン パウダー」を試してフェイスパウダーの威力を再発見。ベースをフィックスさせるというお粉の役割を超え、もはや美容液と言ってもいいレベル。シルクのようなきめ細かいパウダーを肌にのせると、瞬時に溶け込みトーンアップ。毛穴やシワが目立たなくなり、表面はさらっとしながらもしっとり感が続きます。
その秘密は新たに採用されたシルキー カプセルテクノロジー。パウダーの中に3種のローズ由来成分とエイジングケア&トーンアップ成分のエッセンスを約30%も配合。肌にのせたときにひんやりするのは潤いが広がっている証しです。瞬時に粉感が消えてなくなり、つけたことを忘れそうな軽い仕上がりで素肌感はそのまま。午後になってもTゾーンのテカリもファンデのヨレもなく、化粧直しがいらなくなりました。
メークは足りないところにプラスオンするもの。でも主張しすぎないからこそ優秀と言えるアイテムもある。フェイスパウダーはその代表格。肌印象を美しくグレードアップしながらさらっと存在感を消せるアプソリュのフェイスパウダーは、そんなことを思い出させてくれました。アネフォー世代の目指す、さりげない美しさを支えてくれるパウダーで、この秋は史上最高の美肌を手に入れて。
撮影/渡辺修身 取材/稲益智恵子、松葉恵里 撮影協力/Francfranc ※情報は2023年10号掲載時のものです。
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