【千葉県】歩いて渡れる無人島「沖ノ島」で、冒険と学びがつまった1日を!|Mart

千葉県の無人島「沖ノ島」の全景

“無人島”のイメージは、遠く離れた孤島の冒険という人も多いのでは? でも実は、日本国内には、気軽に遊びに行ける無人島がたくさんあるんです。今回ご紹介する、千葉県の「沖ノ島」もその一つ。首都圏から日帰りできて、家族みんなで楽しめます。

 

昭和の時代に陸続きになった無人島「沖ノ島」

千葉県館山市にある無人島「沖ノ島」。もともとは本土と海を隔てていましたが、地殻変動によって陸続きになり、現在では歩いて渡れます。

海と森に囲まれた島の環境は、家族みんなで冒険気分を味わうのにぴったり!より学びや体験を深めたいのなら、NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団によるプログラムへの参加もおすすめ。「沖ノ島無人島探検」「初めての釣り体験(ちょい投げ釣り)」など、家族で楽しめる体験プログラムが提供されています。

千葉県館山市の無人島「沖ノ島」でシュノーケリングを行う子どもたち

透明度の高い海の中には暖流が流れ込み、浅瀬でもサンゴや熱帯魚など、南の海に生息するような海洋生物の姿が見られます。海水浴はもちろん、シュノーケリングや釣りなどの体験プログラムも充実。

千葉県館山市の無人島「沖ノ島」でビーチコーミングを行う様子

春や秋は散策が気持ちのよい季節。冬は、海岸に打ち上げられた漂流物を拾い集めるビーチコーミングが楽しい!

 

たてやま・海辺の鑑定団が実施する「沖ノ島」の島内ツアー

島内は岩場や森もある変化に富んだ地形で、ところどころに洞窟が。ガイドと一緒に島を巡る島内探検ツアーでは、たくさんの生き物や漂流物と出合いながら、海と自然を学びます。

施設Data

沖ノ島(NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団)

千葉県館山市富士見(沖ノ島)
休業日/不定休(主に水曜日)
宿泊/不可
※体験プログラムに参加する場合は参加料が必要

アクセス

富津館山道路富浦ICから車で約25分

エネルギーをチャージできそうな無人島の週末。現在発売中のMart秋号では、他にも、大人も子どもも楽しめる、ときめく週末のアイデアをたくさん紹介しています。気になる人はぜひ本誌をチェックしてみてくださいね。

2023年Mart秋号「家族みんなの夢を叶える! 忘れられない“ホンモノ体験”セレクション」より

取材・文・編集/田島えり子