【奇跡の50代対談】「40代でやっておいてよかった!」前田ゆかさん×原志保さんが語る美の習慣

12年前40代はじめの頃によく仕事で一緒になり、気が合ったというモデルの前田ゆかさんと原志保さんはなんと今50代に。元々名古屋で活躍していた原さんの東京引越しに伴って久しぶりに再会したそうです。お互いの近況報告をし合っているという姿をお二人のInstagramでも見かけるようになりましたが、40代の頃と変わらず、むしろもっと輝いている様子が本当に素敵なんです!
「こんな風になりたい」と思わせてくれる、奇跡の50代であるお二人に、40代の過ごし方や、キレイの秘密を教えてもらいました。

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Profile

左:前田ゆかさん(53歳)
30年以上モデルとして第一線で活躍し、年々キレイになるとスタッフの間でも憧れの存在。ヘルシーで丁寧な美容とナチュラルなライフスタイルは真似したいものばかり。Instagramは@maeyuka

右:原志保さん(53歳)
美容家・モデルとして名古屋で長年活躍し、2023年より東京に。艶やかなロングヘアとスレンダーなスタイル、若々しく愛らしいルックスをキープし、Instagram(@shihohara)を中心にTikTok、YouTubeを合わせるとフォロワー15万人超え。

40代で感じた、心と体の変化

前田ゆかさん(以下、前田) 40代の頃は本当に50代になるのが怖いと思ってた。一体どうなっちゃうんだろうって想像できなかったなぁ。

原志保さん(以下、原) 本当、そうだったよね。私は20代は若さにかまけて手をかけず、30代は出産、子育てに必死で。40代は段々子供に手がかからなくなって自分にも余裕ができたから、人生で一番キレイだったかもしれない。

前田 私は40代前半の仕事に復帰したばかりの時は自分に合うものはコレっていう思い込みが激しくて冒険していなかったなぁ。美容もファッションも視野が狭くて。子供もまだ小さかったしスキンケアもままならなくて、いろんなことに一歩踏み出せないでいた気がする。

前田ゆかさん40歳、原志保さん41歳のころ。雑誌の撮影やイベントでよく会っていました

 そうだね、私たちが初めてお仕事で一緒になったのも40歳くらいの時。写真を見ると肌のたるみもなくて、やっぱり若さを感じるけど、50代の私たちもなかなかいいよね。40代10年間も変化してきたけれど、50代からの変化に比べたら大したことなかったと思う。

前田 メイクに時代を感じるよね(笑) 。特に眉毛! メイクは40代のころよりだいぶナチュラルになった気がする。あと、私は40代の半ばで体のかゆみが出て、お腹の張りを感じたりという不調に悩まされたの。検査をしたら遅延型アレルギーがわかって、食べ物にも気をつけるように。それからは不調がなくなったし、体のSOSにも気づけるようになった。

 美容の常識も移り変わってきて、40代前半は「お肌はマッサージするのが良し」とされていたから、よくマッサージしていたけれど、摩擦は良くないと気がついてからは、肌に触るときは小鳥の頭を撫でるようにするようにしてる。

40代でやってよかったこと

前田 私は40代の前半はマラソンに挑戦していて、フルマラソン大会にも出ていたんだけど、すごく体の巡りが良くなって、体力がついたし精神面も鍛えられたと思う。そして後半からはソイフードマイスターの勉強をして、植物性たんぱく質の大豆イソフラボンを積極的に摂ったりなど、更年期対策を身体の内側からするように。おかげで、40代からやってくる更年期がとても怖かったけれど、乗り越えられてきていると思う。

 ゆかちゃん今はピラティスもやってるよね。私は運動嫌いで(笑)。でも40歳からずっと毎日全身EMSをやってるの。ほら、おかげで顔も上がるしお腹もぺたんこ!


前田
 志保ちゃんのお腹はすごく引き締まっていて本当にぺたんこ!! 40代の時から変わらずキレイだし、その美のモチベーションはどこから来るのかしら?

2人のキレイを保つモチベーションの源泉とは?

 45歳でシングルになってからは、恋愛も自由になったからドキドキワクワクしたりすることもあるし、趣味が美容だから色々試すことが本当に楽しいの。

前田 それをいうなら、私は韓国俳優に推しがいて(笑)。推し活も美のモチベーションになっているかもしれない!

 それから、常に何か新しいことにチャレンジしているというのも一つ。51歳のときには10代の子に混ざってエステスクールに通ったの。

前田 そうそう! 最近は仕事場でも自分が一番年上になることがよくあるけれど、ずっと続けている書道では、大先輩方がたくさんいらっしゃって自分はまだまだだなって感じたり。仕事や趣味でも好奇心を持って新しいことにトライするようにしているの。ワクワクしたり、ときめいたりって心が元気になるし、美肌にもなれると思う。

 「見られるなら最高の私」と思いながら毎日過ごすようにしていて、家の中でもメイクをして髪を整えて、いくつになっても「今の自分が一番キレイ」を目指すようにしてる。時には40代の頃の写真と比べるとがっかりしちゃうこともあるけれど、今の自分が最高と思う意識も大切だよね。40歳は人生においての成人式だし、50代は第二の人生のスタート。まだまだこれから、女性は下り坂からキレイになるんです!

撮影/浜村菜月(LOVABLE) ヘアメイク/夏美 取材/尾崎亜佐子

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